- Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102472538
作品紹介・あらすじ
中国が南シナ海で軍備増強――情報を得たジャック・ライアン大統領は、だが、身動きできずにいた。対テロ民間極秘組織〈ザ・キャンパス〉の存在を何者かに把握され、監視されていることが判明したのだ。迫る中国の脅威。陸、海、空はもとより、宇宙やサイバー空間までが戦場になるのか? 緻密な国際政治情報の分析を元に、世界の危機をシミュレートする国際インテリジェンス巨篇!
感想・レビュー・書評
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あまり知られていないが優秀なハッカーは中国に集まっているらしい。
中国人ハッカーをザキャンパスが追っていく中であまりにも壮大な中国の意図がつながっていく。
実際にアメリカが2019年に中国に公平な貿易を求め、関税合戦に発展していたがこの本はそれを予言していた書としてトムクランシー作品の名に恥じない。マークグリーニーがトムクランシーの後継者としてやはり適切な人物であったと証明してくれる作品の一つである詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
抜群に面白い!
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トム・クランシーの作品はなかなか面白い 亡くなられてしまったのは残念
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ジャック・ライアン ジュニアが活躍するザ・キャンパスシリーズ。今回は、ザ・キャンパスの愛称をもつヘンドリーアソシエイト社が.何者かに狙われる。非合法組織である当社を狙う謎の集団は、大規模かつ非常に洗練された手法で迫ってくる。一方、中国の政府内部で経済破綻の責任を巡り、内紛が勃発。軍部を統括する蘇将軍により現政権が維持されるが、逆に軍部の傀儡政権となってしまう。リアル世界では、中国の経済減速という見方は既に衆目の一致するところであるが、2015年9月の元切下げにより、その方向がハッキリとした。これからの舵取り如何で習近平政権が本書のようにヤケクソ軍事政権となる可能性もある。戦後70周年記念の戦勝パレードは、アメリカの軍事プレゼンスを意識したキナ臭いものだったが、今後の中国が本書のような政治選択をしない事を祈るばかりである。
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続きが楽しみ。
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壮絶な中国の情報戦争
パキスタン偵察中の無人機を乗っ取り、アメリカの軍事基地を破壊。
アメリカの情報網が遮断され、攻撃力がなくなる。 -
久しぶりに読み応えのあるスタート(1巻)であった。リズムよく進む。
現実味のあるストーリーだけに、怖いね -
頭に言葉が入ってこない。