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- Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102492017
作品紹介・あらすじ
湾岸戦争で戦死した女性大尉が「名誉勲章」の受章候補者となり、その戦死状況の調査が開始される。調査を命じられたサーリング中佐には、戦闘中に味方の戦車を誤射し部下を殺してしまうという、苦い経験があった-。戦場の極限状況下における「勇気」とは何なのか?全世界にテレビ中継されたあの戦争を初めて戦闘員の目からリアルに描いた、話題のヒューマン・ストーリー。
感想・レビュー・書評
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湾岸戦争で友軍を誤射したことで、戦闘任務から外されたペンタゴンのサーリング中佐が、ある名誉勲章受章候補者の調査を通じて、人間にとって、兵士にとって、勇気とは、臆病とは何か、そして自分が臆病者だったのかを知ることになる。
誰しも弱さはあるが、その弱さを直視できる勇気を持つ人間が、強い人間なんだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白くて一気読みした。勇気の無かった者達の物語。勲章授与候補を巡る二転三転する証言を追う中、主人公は自身のトラウマと向き直っていくのだが、人物の描かれ方が実に上手いため、その言動や行動に説得力がある。
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10年ぶり位で再読。湾岸戦争生存者の物語。良かった。
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