犬もゆったり育てよう: ぼんやり犬養成講座 (新潮OH文庫 159)

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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102901595

感想・レビュー・書評

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  • まずはじめに、決して躾本として読むべき本ではない。
    ただし、愛情の注ぎ方、一歩間違えなくても大抵の駄目飼い主が
    犯しがちな過ち――ただ溺愛してしまう関係や、調教に熱心なあまりに
    犬と人ではなく、主人と奴隷のような関係を築いてしまいがちな人が
    多い中で、人間の親と子が適度な距離を置いて付き合うように
    犬と付き合ってみるのはどうだろうか?という大事な部分を読み取り
    そこを抑えた上で、読み物として読む分には面白い視点の本。
    素直に読んで、彼と同じような飼い方をしようとするなら、それなりの
    覚悟や資金は必要であると思う。

  • 犬の飼い方を精神面から手解きした本。
    犬と人の幸せがどこにあるのか、ちょっと考えさせられた。
    広くて、楽しい場所があるのなら犬を飼いたいなぁ。
    作者の薦める「チャーリーとの旅」も読んでみようかな。

  • 愛犬家の一人として、頷く点も多かったが、子供同様、しつけることも重要では?と感じた。裏表紙より「犬はもっとゆったり飼いましょう。犬へ教えることよりも、犬から教わることが多いのだから。」、本当にその通り。

  • うなずける箇所もあるが、「母親にラブを買い与える」エピソードは最悪。非常に不愉快になる。

  • 『犬もゆったり育てよう「ぼんやり犬」養成講座』藤門弘著(OH!文庫)を読む。

    この本 初めての犬を飼う前に読むことができたなら、きっとゆとりがある気持ちで犬を育てられるんじゃないかな?参考になることが沢山書いてある。

    楽(犬)も藤門さんがおっしゃる『ぼんやり犬』の仲間だね〜きっと。今、流行の訓練主義とはひと味違った犬の育て方がとっても新鮮だ。

    犬育てでガチガチになっている人はこの本を読むときっとほっとするだろうな。藤門さんは椎名さんやカヌー犬ガクの野田さんらのお友達でもある。気軽に読めま〜す。

  • うちの犬もぼんやり、まったり犬になりました。

  • 東京都心部で暮らしている我が家では到底できないと感じることや、記載が無責任では…と感じたり、納得できない部分が多々ありで、書籍としては難アリ。それでも読返してしまうのは「犬を飼う」ではなく、「犬と暮らす」というスタンスで書かれている本だと感じるからか。犬と暮らすことはマニュアルだけではいられないのだ、ということを改めて考えるチャンスにはなる本。

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