- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103002529
感想・レビュー・書評
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東京大学法学部から公務員上級試験に合格して警察庁に入つたエリートキャリアの竜崎伸也の視点で書かれた物語。ただし現在はある事件のあおりを食つて所轄の大森署の署長。
やや複雑な関係の幼なじみである警視庁刑事部長の伊丹俊太郎も時折顔を出す。伊丹の視点で書かれて竜崎が登場する作品もある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最新刊が待ち遠しい。。。。はまります。
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竜崎の相変わらずの真っ直ぐさに引きこまれます。
こんなキャリア官僚がいたら、日本ももっと良くなるんだろうなと思います。 -
シリーズものの2作目。このシリーズは初めてだったが、不自由なく楽しめた。
キャリア警察署署長が主人公。竜崎は無意味なしきたりや派閥争い、建前がある警察という組織の中で、自分で考え、合理性を重視して公平な態度で行動する。
そんな中、ある事件で責任を取らされる可能性が出てきた。回りは責任逃れをしようとする中、竜崎は自分の責任を認め、自分の判断に間違いはなかったと主張する。
こんなドロドロした世界の中で竜崎の考えの素直さが気持ちよかった。彼を支える奥さんも素敵で、最後はじんわりきた。 -
所轄に飛ばされた署長が
徐々に署員たちと信頼関係を築いていくさまが
とっても面白い。
戸高のキャラクターもいい。 -
隠蔽捜査より面白くなってる。やっぱ竜崎いいな~
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「隠蔽捜査」第二段。
左遷?されて大森署の署長になった竜崎。
相変わらずブレない主義で、読んでて気分爽快。
でもね、私にも戸高の着目点には気付いたよ(笑)♪
それから本書のおかげで、後に読んだ「ジウ」がよくわかりました(笑)。 -
隠蔽捜査の二作目。大森署署長への降格人事の後に起きた立てこもり事件。二作続けて寝る時間を削って最後まで楽しみながら一気に読んだ。登場人物の魅力と無駄の少ない文章による早い展開がミソなのだと思う。
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今野先生の警察モノ、多々ありますが、このシリーズが一番好きですね。