初陣 隠蔽捜査 3.5

  • 新潮社 (2010年5月21日発売)
3.72
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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784103002543

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

テーマは、人気シリーズのスピンオフでありながら、コメディタッチの新たな視点から描かれた物語です。主人公の伊丹刑事部長のキャラクターが、時には小物に見える場面もあり、ユーモアを交えた描写が印象的です。こ...

感想・レビュー・書評

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  • 人気の『隠蔽捜査』シリーズのスピンオフ。本編とは少し雰囲気が違って、ちょっとコメディタッチです。

    のび太(伊丹)から見たドラえもん(竜崎)の話しで、伊丹刑事部長を小物に見せたいのか⁉️こんな人物が本当に刑事部長でイイのかと少し疑ってしまいます❗️

    やっぱりインフルエンザにかかったら、周りに気をつかって休養してもらいたいものです❗️

  • 伊丹が主人公の短編ですね。
    映画でよくあるスピンオフですね。
    面白かったけど短いですね。
    もう少し読みたいと感じました。
    これが3.5だから次の4が楽しみですね。

  • 手に余るなら、上に預ける。それも原則だ。みんな、自分が組織の一員であることを忘れて、できないことを背負い込むから悩むんだ。手に余る事柄は上の者に任せる。それでいいんだ

  • 人間「伊丹 俊太郎」頑張った。
    ラストの文章にホロリとさせられる。
    スピンオフの3.5 読んで良かった。

  • 4.8
    伊丹の話を読んでいると、自分にも重なる部分を感じで感情移入しました。
    竜崎とのやりとりも相変わらず良いテンポで、小気味よい。
    惜しむらくは、前作で畠山との仲を相談に行った時の伊丹側の話が読みたかった。
    でも想像して楽しみます。
    さぞかし伊丹は初めて本気で相談に来た竜崎を心配しつつ、相談された事、相談相手に選ばれた事がとてつもなく嬉しかったんだろうなと。

  • <同>
    『疑心(隠蔽捜査3)』と,
    ほとんど並行して本書を読んでいたが,こちらの方が少し読み易くて面白く結句こちらを先に読み終わってしまった。
    隠蔽捜査本編が『小説新潮』誌に連載時に,この ”サブストーリー短編” も同時に掲載していたらしい。毎号同時掲載があったわけではなさそうだけれど,一冊の雑誌に同じ作家の同じシリーズの小説が二本とは。

    その当時は掲載ページは近かったのかとか,どっが前のページに載ってたのだろうとか,とか興味津々である。こればかりは当時の小説新潮を手に入れて読んでみるしかないのだな。東京出張の際に神保町あたりの古書店に寄って・・・あ,もう出張はコロナ禍津のせいで無くなったのだった。ああ残念だなぁー。

    本質的に本作は非常に面白いし読みやすい小説だと思う。だがしかし何ととんでもないことが書かれてもいる。以下本文197ページより引く『警察は権威を守らなくてはならない。市民になめられては,治安維持が計れないのだ。』これをこのまま活字にして良いのもいわゆる ”表現の自由” という奴なのだろうか。”警察” を ”○○組” に言い換えれば,そのままヤクザの発言ではないか。まあ,小説ですから。と云ってしまえばそれまでだ。が,それ以上何も言うつもりはない。出来ればこの物語はずっと続いて欲しいからだ。すまぬ。

  • 今野敏の警察小説短編集。読みやすく面白い。主人公の伊丹刑事部長が同期の竜崎に何かと頼ってトラブルを解決する、というストーリーばかりなのがちょっと…。

  • 隠蔽捜査・竜崎シリーズのスピンオフもの。
    幼馴染で同期の伊丹の目線から描かれた連作短編集。
    竜崎目線と伊丹目線とで、お互いの人物像のイメージがこんなにも違うものかと感心。
    平成18年から掲載されたものを集めているので、若干時代遅れな表現もあるが、気軽に読めるし、また新たな目線で隠蔽捜査シリーズを最初から読みたくなった。

  • 隠蔽捜査シリーズのスピンオフ。主役は竜崎のライバルとされ友達(?)でもある伊丹刑事部長。彼の視点で竜崎に対する思いや劣等感、そして竜崎の人となりが描かれていく。伊丹刑事部長は人間らしいというか泥臭かったりで、この人もまたとても魅力的。8話短編集。

  • 隠蔽捜査シリーズ3.5。 今回は竜崎ではなく、幼馴染みの伊丹目線の短編集。 伊丹さんボンクラすぎじゃない?と思わずツッコミたくなる。 想像以上に、竜崎を意識してることがよくわかった。

  • 今回は全て伊丹刑事部長の視線からの話だ。いままでに読んだ話の裏側が分かるものもある。伊丹と竜崎の関係も面白い。伊丹刑事部長が演技で颯爽とした部長を演じているが、実際にはいろいろと細かに心配性なところも分かった。

  • 物足りない。

  • 図書館で借りた本。
    隠蔽捜査シリーズの3.5。3.5ってなんだ?と思ったら、伊丹が主人公の短編集だった。本編の裏側というか、伊丹の側からの話で、本編を読んだ直後に読んでいればもっと楽しめたのかな。

  • 伊丹と竜崎が完全にのび太とドラえもんな件について。

    いやだってほぼすべての話が困った伊丹が竜崎に竜えもんたすけてーって電話する話だったもんなー、いやまたしかにそれはそれで面白くはあったんだけれども。

    あそうそう3で気になってた件の裏側が描かれた「試練」は素直に興味深かったです。

  • 隠蔽捜査シリーズ主人公の竜崎伸也の同僚で友人でもある伊丹俊太郎が主人公の短編集。隠蔽捜査シリーズのスピンオフ作品集ともいえる。気軽に読めてまあまあ面白い。

  • 隠蔽捜査シリーズ3.5
    竜崎ではなく、伊丹目線の短編集。

    伊丹の「それで済むのか?」の問いに対して
    「それ以上の問題があるのか」という竜崎の答えに
    すべてが集約されている気がする。
    なんだろうこの気持ちよさ。

    まるで、ドラマを早送りでまとめてみたような充実感。
    こんなに詰めて読んじゃったらすごく勿体ないのだけど
    続きが知りたいのは止められない。

  • 「隠蔽捜査」のこれまでの3冊や若い頃の事件を、伊丹の視点から描いた短編集。
    番外編ですね。
    「指揮」「初陣」「休暇」「懲戒」「病欠」「冤罪」「試練」「静観」の8編。

    伊丹俊太郎は、竜崎伸也とは小学校が一緒だった幼なじみ。
    警察学校で思いがけなく同期となった。
    頑固な竜崎の方は子どもの頃にいじめられた記憶があるので、気を許さないと言っているが。
    伊丹にはそんな記憶もなく、自分にはない良さがある竜崎を認め、親しみを抱いていた。

    警察内部の事情や、役職による立場の違いなど、面白く読めました。
    県警本部の長ともなると、県外に旅行することも滅多に出来ない。
    何か起きたときに休暇中では無責任な印象で、すぐ駆けつけることも出来ないかも知れないから。
    伊丹が福島の県警本部長だった3年間、妻はそれが不満でほとんど実家に帰ってしまった。

    竜崎は東大出で警察庁のキャリアだったが、ある事件により、大森の警察署長に左遷される。
    伊丹のほうが、警察庁の刑事部長として、出世街道を上ることに。
    警察幹部は東大出がほとんど。伊丹は私立大出なので、主流派ではない。
    そのために庶民派としてやっていく道を選んだ。
    出来るだけ現場に顔を出し、マスコミにも身軽に対応、颯爽として話がわかる上司になろうと、意識的に努力して演出している伊丹。本人は気が小さいと自覚している。

    竜崎から見れば、そういうところは得な性格に見えているのかも。
    でも伊丹って素直だよね?
    迷いが生じると竜崎には何かと教えを請うていて、一刀両断にずばっと直言される。これがカッコイイんだわ~。
    竜崎みたいな人がもっといれば…世の中変わる!?と思いたくなります。

    竜崎が子どもの頃にいじめられた事件を、最後に伊丹がふと夢で思い出すエピソードが入っているのも良いですね。
    伊丹の遊び仲間が誤解してやらかしたことで、伊丹の意図したことではなかったため、悪気がないままだったという。
    おやおや、変わらぬ好意が続いていたということ?
    誤解があったわけだけど~伊丹は子どもの頃に止めなかったのだから、竜崎にしたら、イヤだよね。

    本編では、竜崎の方も、何かと伊丹の好意に助けて貰っている印象があったけど、当人は案外意識していない?
    その辺の微妙なズレも楽しめます。
    2010年5月発行。

  • 図書館にて借りる、第六十五弾。

    隠蔽捜査シリーズの3.5弾。

    つまりはスピンオフ作品だ。
    短編からなるのだが、これが面白い。

    伊丹の人柄に触れ、竜崎のブレない姿勢が読んでいて、心地よささえ感じる。

    もうこのシリーズは鉄板やな。

  • 伊丹刑事部長目線の短編集で「隠蔽捜査」1.2.3のスピンオフ作品

  • このシリーズがますます気に入りました

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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