- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103006329
感想・レビュー・書評
-
鎌倉を舞台にした短編集。
タイトルそのままの、ささやかなトラブルや不幸がが、最後には明るく解決するようなストーリーばかり。
読後感のいい、優しい本でした。
どの話にも登場する看護師の常磐さん。
彼女がメインの登場人物となった表題作は、私にとってはイマイチでした。
エピソードがいちいち極端で、共感出来ずにいた感じ。
とは言え、優しさいっぱいのストーリーで、いいお話だったことは間違いなしです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まあまあかな。『想い出あずかります』の方が好き。
今年文庫化されたんだけど、この作品が世に出たのは、2006年なんだね。10年も経ってから文庫化されることもあるんだ。 -
何気に 一気に読みきった短編集
面白いというか 読みやすかった
女性目線の一冊かなぁ?
僕も女子力 豊富? -
なんだかハートフルだった・・・あれ・・・穏やかないい気持ちになれる・・・・・・。
「こころ三分咲き」のオチには思わず涙ぐんだ・・・・・・。 -
いつものこの人の本より、なんか内容がしっかりっていうか深かったっていうか、おもしろかったです!
-
食の不一致で妻の機嫌を損ねた工藤渉は定年退職と同時に都内から逗子へ移住した父・勝弘に呼ばれ現地で妻と3人で食事することに(「なぎさ通りで待ち合わせ」)他、逗子鎌倉を舞台にした5篇◆
初読み作家さん、すごい好みだった。「なぎさ通り−」マジカ?!とあちこち検索しちゃった(笑)すごいな-仲良し家族だなぁ。
「ガッツ厄年」タイトルも内容も超好きww私も鎌倉に厄除け行きた-い、鳩三郎欲しい☆
「雨のち晴れ」色々予想を裏切られた。でもシラスにちょっと救われた(笑)
「ブルーホール」海を知り尽くしたオジイと、空に憧れる孫・雄貴と元パイロットなおじさんの会話、素敵。おじさんの娘さん幸せになって欲しいな。この本で2番目に好き。
「幸せの青いハンカチ」大学時代の友達佐和子の結婚式に出てスピーチすることになってる佳苗。「二人の」思い出の逗子マリーナで結婚式…?って佳苗の回想と思い出、素直になれない彼女に式後に会った人助けと、同志と(笑)、親友。あぁ。友達に会いに行きたくなりました -
短編集。全て結末はハッピー。吉野万理子はいいね。