雲霧仁左衛門

  • 新潮社 (1993年6月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784103012467

感想・レビュー・書評

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  • #3744ー38ー175

  • ええーーー!!!
    まさかこんな終わり方とは!!!

    ……

    どこに消えたんだろう……
    もやもやするーーー!

    最初の方はノンビリしていて、
    「これだったら鬼平で十分かも……」と思ってたのだけれど、150ページ過ぎたころから、一気に面白くなってきた!
    とにかく、雲霧一味も、火盗改も、密偵も、みんな揃ってあちこち動き回る回る
    それもハラハラさせられたり、殺されかけたり、殺されたり……
    拙者は江戸っ子で、関西圏住みが長くなったとはいえ土地勘がまだあるので、頭の中の地図に登場人物たちが駆けずり回る!
    うーーー、この快感っ!
    ぜひ地図を片手に読むことをオススメします

    図書館で借りたのだけれど、買っちゃおうかな (^^;;;

  • 読了後に満足感が残る、よい本に出会えました^^

    雲霧一味の盗み働きが上手くいくものやら、盗賊改めが一味捕縛に成功するものやら、まさか暁一味に金を横取りされてしまうのか‥
    話の顛末が気になって先へ先へと読み進めてしまう、危険な作品です。そして登場人物も魅力的!仁左衛門も格好いいのだけれど、盗賊改めも応援したくなるような人物たちなのです。

    楽しい読書でした

  • 映画と見比べる。江戸→尾張 映画版 小説は 尾張→江戸(ここで全滅)→津藩 で最後の仕事予定 心情的に雲霧を応援なのだが、火つけ改め方が少しづつ雲霧一派に迫っていく様子が手に汗握る。これもたった「剣客商売」「梅安」などのようにシリーズ化できる人物設定だろうと思う。

  • 盗賊と盗賊改方との攻防、どっちが見張ってるのか見張られてるのか、時々わからなくなるくらい息を呑む展開。
    用意周到だった雲霧側がだんだん危うい立場になって行くのは、頭の『焦り』が招いたものだったのか・・・。

    それにしても、仁左衛門さん、人の心をひきつける不思議な魅力を持った人物である。

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著者プロフィール

大正十二(一九二三)年一月二十五日、東京市浅草区聖天町生まれ。昭和十(一九三五)年、下谷区西町小学校卒業、株式仲買店勤務。昭和十四年より三年ほど証券取引所にあった剣道場へ通い、初段を得る。旋盤機械工を経て昭和十九年、横須賀海兵団入団。敗戦の翌年、東京都職員として下谷区役所の衛生課に勤務。昭和二十三年、長谷川伸門下に入る。昭和二十五年、片岡豊子と結婚。昭和二十六年、戯曲「鈍牛」を発表し上演。新国劇の脚本と演出を担当する一方、小説も執筆。昭和三十年、転勤先の目黒税務事務所で都庁職員を辞し、作家業に専念。昭和三十五年、『錯乱』で直木三十五賞受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『真田太平記』等、数々の小説で人気を博す一方、食や映画、旅に関する著作物も多く上梓した。受賞歴はほか吉川英治文学賞、大谷竹次郎賞、菊池寛賞等。平成二(一九九〇)年五月三日、入院していた東京都千代田区神田和泉町の三井記念病院で死去。小社では同じく単行本未収録のエッセイ集『一升桝の度量』(二〇一一)と初期戯曲集『銀座並木通り』(二〇一三)を刊行している。

「2022年 『人生の滋味 池波正太郎かく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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