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Amazon.co.jp ・本 (326ページ) / ISBN・EAN: 9784103015062
感想・レビュー・書評
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いろいろな評価はあろうがひとつの時代を作った作家ではあり、その最高傑作と言われているらしいので読んでみた。小説というよりエッセイとか随筆とかの類だろう。ヨットやスキューバのこと幽霊的ミステリーなどの短編集だった。
・あの瞬間、私は選手としてというより自分の全人生のようなものをかけていたと思う。そしてその決心が私を大胆にという以上に、凶々ものにしていた。・・・”要するに、人生というのはこういうものなんだな”と私は思っていた。これからも自分が生きていくためには、要するにこういうことなのだ、と自分に言い聞かせていた。(レギュラー)
・そしてその褐色の翼と胴体に記された、白く縁どりされた日の丸を見たのだ。あの瞬間のふるいつきたくなるような感動をたぶん一生忘れないだろう。(戦争に行きそこなった子供たち)
・人間はたいていのことを時とともに忘れることができるし、また忘れなければ生きてもいけない。(新島の人食い鮫)
・自分の身の回りにあったいくつかの忘れがたい出来事や人から聞いた話を書き留め・・・思えばこんな時にこそ俺の人生は飛翔していたのかもしれないと一人で感じ入った。(あと書きに代えて)
・人生というのはたとえそのつもりでいても決して自ら企画し計って運営されるものではなく、実は多くの不可知との遭遇で形づくられ与えられているものかもしれない。(人生のフラグメント)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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本書は3~7ページくらいの短編がずーっと続き、その短編の内容はタイトル通り。基本的には海での話とか、ちょっと不思議な話とかの体験談。武勇伝ともいう。何故か幽霊(死神含む)を見たという話が多くて、この人数奇な人生送ってるなーと思った。あと無性に沖縄でまたダイビングしてみたくなった。そんなわけもあって、石原慎太郎という政治家は嫌いだけど小説家としては好きかもしれないと思った。文章の表現の仕方がとてもいいなーと思うことがたびたびあった。実際に見たり経験しなければこんな言葉は出てこないんだろーなーと想わせる、そのためにあるかのような言葉を使ってくる。そんな意味で好きです。
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