ストーリー・セラー

著者 :
  • 新潮社
3.88
  • (1113)
  • (1294)
  • (967)
  • (240)
  • (34)
本棚登録 : 10080
レビュー : 1393
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103018735

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 有川浩の本をずっと追ってきた人には一日でも早く読んでほしい。
    そうじゃない人は読まないでほしい。今は。

    鳥肌が未だに止まらない。
    だってこの本にはあとがきがない。

    読後まもない感想だとこれくらいしか言えません。

  • こんなに美しい物語を知らない。
    事実なのか事実でないのかは美しさの主眼ではない。
    事実だろうと事実でなかろうとこの心でこの文章を綴った美しさ。
    好悪は無関係に有川浩の最高傑作であると思う。

  • 恋愛中の男女の掛け合いを書かせたとき、その絶妙さでこの人の右に出るものはいない、と思う。

  • 名前が出てこない!一人称が「彼」「彼女」、二人称は「君」「あなた」なのがなんとも不思議でsideAとsideBは同じ人じゃないのね!とちょっと驚いた。
    しかしどちらの「彼」も非常に魅力的で、言葉のチョイスもめちゃくちゃ理屈っぽくてキザでかっこいい!
    「君を甘やかすことが人生の目標と言っても過言ではない」だとか、わがまま言わないことに対して「オレの生きがいを邪魔するな!」だとかそういう甘いセリフがツボ。そんな人現実にいる??わたしも甘やかされたい!羨ましい!有川さんが書く男性はいつも魅力的でドキドキする。

  • 対になるanother storyからなる一冊。ヒアカム ザ サンのような構成。
    会社員の夫、もしくは作家の妻が亡くなることを前提に進んで行くのが悲しいけれど、思いやる気持ちや愛情、幸福がいっぱい詰まった物語。やや甘すぎかもしれないけれど、やはり有川作品。登場人物に男気があって筋が通っていて素敵。
    書き手と読み手が出会って、恋愛して、結婚してさらにこんなに思い合える生活ができたら、と思う。
    結婚生活のつらさ、煩わしさもありながら失ってからの自分、もしくは相手のこともきちんとケアして完結。そしてどこまでが現実なのだろう…?

  • 自分史上、最も泣いた小説。
    哀しいのに、切ないのに、とてもあたたかい愛です。
    今でも泣きたいときはこれを読み返します。

  • 一気に読めました
    有川浩さんの本は比較的どれも一気にすっきり読めるものが多いけど。
    恋の描写がさわやかでいいな。
    苦しい場面も多いけど、それぞれの主人公達の姿がすごい正しくて、自分にも相手にもすごい一生懸命で、さわやかで。
    結末とは裏腹にほんわり読み終わる。
    良かったです。

  • 有川さんの作品やあとがきを見て、
    有川さんって何だか男前な女性っぽいよな~。とか、
    家族と折り合い悪い主人公がよく出てくるけど、ご本人もなのかな?とか、
    旦那さまとラブラブなんだな~とか、
    日頃、邪推していることがオンパレードで出てきた。

    死を扱ったお涙頂戴は苦手と思いつつも見てやっぱり泣くのだけれど、
    これは涙は出なかった。
    こんな素敵な夫婦、羨ましいって思うからだろうか。

    随所に少女漫画かよって突っ込みたくなる所があるけど、
    それでもグイグイ読んじゃうし、好き。

  • 愛が溢れる、悲しい話。涙が止まらず泣きながら読んだ。読み終わっても胸が苦しい。
    主人公は作家とその夫。「悲しい話」は、小説の中でも物語として描かれている。どこまで本当かは内緒ですよというスタンスで締めくくられている。その悲劇が、物語の中の物語であって欲しいと願ってしまうくらい、感情移入してしまう話だった。
    愛と涙が詰まってる。悲しい話。
    悲しくて悲しくて、普段、私が悲しいと思うことなんか、ちっぽけなことなのかもしれないと思った。
    あぁ、目が腫れちゃうよ。

  • 有川さんの本に出てくる男性がかわいくて優しくてツボです。
    女性も芯がしっかりしていて好きです。
    いつも二人の気持ちが通じ合ったところでニヤリとしてウルッときます(笑)
    配偶者の死という重いテーマですが、さらっとした中でグッとくるものがあって泣きました。
    いつまでも相手のことを想っての行動が自然にできたらいいなーと思いました。

全1393件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

有川 浩(ありかわ ひろ)
1972年高知県生まれ。PN由来として、「有川」は書店に本が並んだ時に「あ」から始まる名前として、著者五十音順で棚の最初のほうにくるから。「浩」は本名から。
2003年『塩の街 wish on my precious』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞。2006年『図書館戦争』で「本の雑誌」が選ぶ2006年上半期エンターテインメントで第1位を獲得し、さらに2008年には同シリーズで第39回星雲賞日本長編作品部門を受賞。映画化もされた代表作となる。
『植物図鑑』で第1回ブクログ大賞小説部門大賞、『キケン』で第2回ブクログ大賞小説部門大賞を2年連続で受賞。2011年には『県庁おもてなし課』で「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2011」で総合1位と恋愛小説1位、第3回ブクログ大賞小説部門大賞を3年連続で受賞。2012年『空飛ぶ広報室』が「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2012」で小説部門第1位。
その他、ドラマ化作『フリーター、家を買う。』、映画化された『阪急電車』『県庁おもてなし課』『植物図鑑』などが代表作。

ストーリー・セラーのその他の作品

有川浩の作品

ツイートする