ストーリー・セラー

著者 :
  • 新潮社
3.88
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本棚登録 : 10080
レビュー : 1393
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103018735

感想・レビュー・書評

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  • ブクログでは、『泣ける~』という感想が多かったですが、私は泣かなかったです。泣きそうにもならなかった。泣きますか?これ?Side:AとSide:Bが対の話になってるのですね。全く違う世界の話なんだけど、どちらも、作家の彼女とそのファンである彼。Side:Aは彼女が死ぬ話、Side:Bは彼が死ぬ話。
    Side:Bは構造が複雑で、作家は彼が死ぬ話を書いているけど、実際の彼は、病気と戦っているところで終わってると思う。
    ストーリー・セラーってタイトルでどうして病気で死ぬ話書くかな?
    その発想が好きじゃない。作家と読者であり、恋人や夫婦であるという関係の面白さや難しさが描かれているのかなと思ったから。
    病気になるのは、作家や読者、関係ないもん。
    二人の馴れ初めから書かれているのですが、そこはいつものラブコメです。つーか、作家と読者のラブコメが書きたかっただけか?
    いつも通り、甘すぎて恥ずかしくなります。
    頭の中にある妄想のままに、楽しめると思うことを書くのが、有川さんの強みです。面白い、楽しめるということに徹している。でも、あんまり度が過ぎると読み手は引くわ~こんな彼いたらな~とか自分の妄想とかぶってたら、自分の人に見せない部分をさらけだされた感じで、なんか、同族嫌悪。
    だから、有川さんの本は楽しんで読めるけど、サクサク読めるけど、好きにはなれない。あっという間に読んでしまうんだけど、ちょっと嫌いだったりするんだよな~

  • 小説家の妻とその一番の理解者である夫の物語。
    相反するSide AとSide Bの2編。
    どちらも哀しくて、でも愛しい。そして怖い。

    最後までするする読めるお話でした。
    でも、どうしても好きになれないのは、死を扱ってしまったから…でしょうか。
    元々、愛する人を亡くす恋愛小説が苦手なのです。
    なんだか感動させるための道具として使われている気がして。


    どこまでも妻を愛していて、言葉でも行動でも徹底的に妻を甘やかす旦那さん。
    というキャラクターも、うーん。
    「読む側」として絶対的な自信を持つところも少々傲慢に感じてしまいました。
    続きが読みたくて読みたくて、キスするって…。
    いつも感じるのですが、有川浩さんは自身の登場人物を褒めすぎるきらいがあると思うのです。そうすると、ひねくれ者の私は少し引いてしまうという…。


    と、いうわけであまり合わなかったけれど、あぁいいなぁ〜と思った所が一つありました。
    こどもは作りたくないという旦那さんに妻は、ただ、「いいよ」と言ってその後彼女が思うこと。


    あなたの遺伝子がこの世に遺らないのは世界の損失だと思うけど。

    世界の損失など知ったことではない。

  • 予約中。25人待ちで、やっと借りた。
    この本を読んで一番印象に残ったのが
    「読む」という行為が「書いた人の心」に触れている状態ってこと。

    だから本を読むってうれしいし、泣けるし、笑えるし、楽しい、悲しい。
    展開に衝撃を受けて傷ついたり、傷つけられたり…。
    当たり前のことだけど共有しているんだな…と改めて実感出来た。

    内容よりも作家さんの本音をつきつけられたような気がする。
    有川さんの心そのものみたいな気がした。
    物を生み出す、身を削る辛さ、心の叫び…
    内容よりもそっちの方に驚いた。

    • しをん。さん
      コメント・フォローありがとうございます!!まだ、始めたばかりでやり方があまり分かってなくて…。コメントをここでいいのかわかりませんが・・・。...
      コメント・フォローありがとうございます!!まだ、始めたばかりでやり方があまり分かってなくて…。コメントをここでいいのかわかりませんが・・・。

      ストーリー・セラーとても、感動的で心に届く本です(●^o^●)早く、届くといいですね♪
      2012/08/12
    • まっきーさん
      リフォローありがとうございます(*^o^*)
      コメントの仕方あってますよ♪

      有川さんの本は予約数が多くて、でも待つのも楽しみです。
      リフォローありがとうございます(*^o^*)
      コメントの仕方あってますよ♪

      有川さんの本は予約数が多くて、でも待つのも楽しみです。
      2012/08/13
  • 有川さんあんまり好きじゃない、ので好きな方は読まないでください。
    というか一方的に(って仕方ないけど)ぐちぐち書いてあるので、
    むしろ好きじゃない方以外読まないでください。

    *******

    そうそう、好きじゃない、といいつつけっこう読んでる有川さん。
    なぜならわたしの好きなひとが有川さんすきだから(笑)
    これはけっこうキツイものがあるよなー

    他の友だちも、「これは有川さんぽくない(いい意味で)」とか言ってたし、評判いいみたいなので(泣ける?とか)
    作者気にしないぞ!と思って読み始めたんですが

    なんかとってつけたような、それこそB級SFみたいな病気や
    激昂したときの口調とか
    言葉つかいのこだわりが~みたいのが
    鼻について気になって、読むのやめようかと思ったけど
    せっかくだから最後まで読みました。

    えーーー別に面白くないよ・・
    今までの有川作品と、たいして変わらず、ただ愛するひとの死とか扱ってるから泣ける(カラカラだったけど)のかなーとか

    「男前」とか「甘やかす」とか、
    なんかイチイチ言葉使いが気に障るんだけど
    これはもしかして同属嫌悪だったりしたらこわいなあ・・

    と、ここまでかいてちょっとスッキリしたはしたけど
    これは有川さんが好きじゃなくても、普通に楽しく読んだ人が読んだらいい気持ちはしないだろう勝手な感想なので、

    冒頭は「好きな人は読まないで」じゃなくて
    「きらいな人以外読まないで」にした方がいいかもな・・

    もう有川さんは読まない。
    面白いかも、好きになれるかも、と期待していっぱい読んできたけど
    合わないんじゃしょうがないよなー

    それがわかっただけよかった。
    さようなら有川さん。
    ちょっと面白かったりどきどきしたこともありました。

  • SideAの前半まではよかったんだけど
    後半で失速。。。
    SideBに至っては、SideAと対で出すために
    無理矢理書き下ろしたでしょ?という感じで
    なんとも苦しい作品だった。
    「阪急電車」がよかっただけに、残念。。。

  • 有川浩作品の中では自分好みではない。なんだかとても独りよがりに思えたのは私だけでしょうか?

  • 2016年1月18日読了。有川浩さんの作品を初めて読みました。全体的な感想としては、テーマや設定はせっかく重いものを選んでいるのに、文章が軽くて、私としてはあんまり心に残りませんでした。「あぁここで泣かせたいんだな」って予想できてしまって、泣きたい部分で泣けなかったのが残念。恋愛のなれ初めについては胸をときめかせて読みました、こんな男性が実在したら素敵だなぁ……!と。ただ家族とのトラブルや不治の病に対しての登場人物の心理描写が軽すぎて感情移入しにくかったです。
    ストーリー展開はおもしろいと思いました。すごく良い話だし、装丁ふくめ作り込んでいるようでもあったので、それだけに描写をもう少しひねってあればもっと良かったと思いました。

  • side:Aのお話を新潮文庫のアンソロジーで読み、いたく感動したため、かなり楽しみにしていたこの本!

    side:Bは同じ夫婦の別視点からのお話なのかなと勝手に想像していたのですが…別の夫婦のお話なのですね。

    どちらの夫も聡くて、うらやましい。

  • 二組の夫婦の話。ベタ甘恋愛の話かと思いきや、ちょっと重く切ない。

  • どこまでが本当で、どこからが嘘?

著者プロフィール

有川 浩(ありかわ ひろ)
1972年高知県生まれ。PN由来として、「有川」は書店に本が並んだ時に「あ」から始まる名前として、著者五十音順で棚の最初のほうにくるから。「浩」は本名から。
2003年『塩の街 wish on my precious』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞。2006年『図書館戦争』で「本の雑誌」が選ぶ2006年上半期エンターテインメントで第1位を獲得し、さらに2008年には同シリーズで第39回星雲賞日本長編作品部門を受賞。映画化もされた代表作となる。
『植物図鑑』で第1回ブクログ大賞小説部門大賞、『キケン』で第2回ブクログ大賞小説部門大賞を2年連続で受賞。2011年には『県庁おもてなし課』で「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2011」で総合1位と恋愛小説1位、第3回ブクログ大賞小説部門大賞を3年連続で受賞。2012年『空飛ぶ広報室』が「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2012」で小説部門第1位。
その他、ドラマ化作『フリーター、家を買う。』、映画化された『阪急電車』『県庁おもてなし課』『植物図鑑』などが代表作。

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