ヒア・カムズ・ザ・サン

著者 :
  • 新潮社
3.45
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本棚登録 : 5267
感想 : 758
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103018742

感想・レビュー・書評

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  • 期待してたのに。前半はありがちな設定。後半は不愉快な登場人物。

  • サイコメトリーにより思い出を察知できる編集者の物語。パラレルウザい

  • うーん。有川さんにしては。いや、面白いんだけど、期待値が上がってしまっているので、ちょっと。中編というより短編。短編なのにキャラが薄い。ハードカバーで買う価値はなかったかも。

  • 2つの話を一人の作家が書いてしまうと、なんだかわからなくなってしまいます。

  • う~んう~ん・・・。

  •  すごく混乱する話でよく理解できなかった。不思議な能力を持つ信也とアメリカで暮らす父を持つカオルをとりまく話なのはわかる。で、信也は自分とどう向き合うのか。カオルの父は本当は何者なのか。カオルは父とどう向き合うのか。信也とカオルは結婚するのだろうことはわかりましたが、他は何もわからずじまいでした。
    そこまで深く求めない本なのか・・? 自分の読みがたりないのか?

  • 異能を持つ編集者~真一は雑誌編集者でポラリスという月刊文芸誌を担当している。アメリカで大ヒット三部作映画のシナリオを手掛けている日本人が久しぶりに帰国するというので特集することになったが,その人物は真一が好意を抱いている同僚・カオルの父だという。成田に迎えに行くとカオルの母親がいて,憎くて別れたわけではないのが伝わってくるが,捨てられた感覚のカオルは素直になれない。向こうで書いてきたという手紙を真一が手にすると,真一の胸が痛む。真一はものに触れると籠められた強い感情を感じてしまう異能を持っているのだ。仲違いをした日本人プロデューサーが謝罪に来るとハルはカーテンに隠れる始末。真一は真実を悟る。/真一は同じ雑誌を編集していたカオルと誰もが認めるカップルだが,ある日死んだと言っていた父がアメリカから帰国するについて一緒に迎えに言って欲しいとカオルから言われるが,カオルが担当しているTV雑誌に差し替えが掛かり,一人で出迎える羽目に陥る。娘が働いている姿が見たいという晴男に押し切られ,会社まで連れてくるが,カオルの態度は冷淡で,家に案内しても父親の嘘を吐く姿は見たくないと宿もない父親を追い出しに掛かる。晴男の言っていることは100%の嘘でなく,視力が衰え失明する前に娘の姿を目に焼き付けておきたいというのが晴男の願望であることを知り和解の道を真一は探る~図書館シリーズを書いていれば良いのに,身近な作家だとか編集者を書いたら,あざとい表現が随所で鼻を突く。作家というのは感情の振れの幅が広い? 作家の持っている感情の量が異常なのだ。それこそが自分と全く違う他人を何人も生み出せる所以なのだろう? 重篤なくらい猫好きで? 鼻先で笑っちゃうよな言葉遣いで嫌みさえ感じるよ

著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

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