とりあたまGO モンスター襲来! 編

  • 新潮社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103019381

感想・レビュー・書評

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  • 該博な知識を披露する佐藤パートより、読者に本音をぶつける西原パートの方が面白い/【モラルハラスメント】夫の「手伝おうか?」そもそもお前がやらんといかん家事を根負けしてやってんのに…/【橋下徹引退】新潮VS文春の2誌が口を揃えて非難「いやあ売れるもんだから、つい」/【「枕営業」無罪判決】佐藤 インテリジェンス業界にありがちだが男女関係が崩れると邪魔されることがある。外交官でも記者でも…枕営業で長期間業績を上げ続けた人はいない/【元少年Aの手記出版】かっちゃん曰く「殺人型サイコパスは必ずでてきます」生物の本性

  • 最新刊なのに「あー、こんなこともあったなー(もう何も音沙汰なしだけど)」ということも多くて、時流の速さみたいなものに少しクラクラきました。
    「ゆう活」なんてホントにどこ行ったんだろ?
    そのうち来週に第2回目がやってくるプレミアムフライデーもうやむやに葬りさられるんだろうなぁ。

    一番笑ったのは「戦艦武蔵発見」の項の西原さんの「じいさんが大きなカブを抜き始めたらおわりのはじまり」の一言。確かにあの人もあの人もそうだわ!と膝を打ちたくなるような着眼点。

    読んでいて一番驚いたのが「ドナルド・トランプ」の項の佐藤さんの考察。2015年秋の記事だから候補時代に書かれたものだけど、大統領に選ばれたと仮定したコメントも!
    記事掲載の頃はそもそも共和党内で2番手3番手と言われていたと思ったのに…。
    佐藤さん曰く「大放言がニュースになるのは最初の半年くらいのことと思う。そのうち世間は新大統領の大放言に慣れるので、ちょっとやそっとのことでは驚かなくなる」。
    今がだいたい就任から2か月ほど。でもそれ以前からかなり言動に見慣れてるから確かに仰る通り。
    左ページの西原さんのマンガもぶっ飛んでて良い!

    勉強になったり懐かしがったりと終始楽しく読みましたし、佐藤さんが怪獣フィギュア集めてるっていうことにギャップ萌えしかかりました。

著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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