ブスの壁

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103021513

作品紹介・あらすじ

美人とブスは紙一重。天才美容外科医の過激な美人論。

感想・レビュー・書評

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  • 西原さんの本がらみで手に取りました。

    美容整形の高須クリニックの本です。
    美容外科は「幸福医学」というそうです。
    医者としての腕もいいのでしょうが
    とにかく頭のいい人なんだということがよく分かります。

    ただ西原さんが描いてる挿絵のほうがおもしろいような。

    心に残ったフレーズは
    「前科であろうが、破産であろうが、離婚であろうが
    生きていれば生きてさえいれば大丈夫。」

    ドタバタを演出してても根っこの部分は少しも揺るがないのですね。

  • 面白いー面白いよー!!!

    西原の絵がまたいいし、二人のツッコミ合いもサイコーです。ブスとかデブとかオバハンとかとにかくいっぱいでてくるけど、この人本当にすごい人なんだなぁ。

    Yes高須クリニック。

    マジ、すごいわ。
    美容整形の権力者、って本当だったんだ!!と改めて思ううえに、岩井志麻子とか西原理恵子と一緒に行動してるあたりが本当面白い。

    すごい人だわ。

    ただの美容整形の本ってわけでもなく、読んでてメチャメチャ面白いしね。

    こんな若返るならやりたいわ、30年後。と思わせられる。笑!!!!

  • ネガティブ思考の元凶「ブス」とは何か? 「ブス」の対極「美人」とは?『数十億円かけて浅香光代になった男』『美容外科界の一人華岡青洲』とも言われサイバラ漫画の常連である筆者が赤裸々につづるエッセイです。

    『数十億円かけて浅香光代になった男』『美容外科界の一人華岡青洲』もっとわかりやすいところで言うと西原理恵子女史のマンガに準レギュラー扱いで出演し彼女のタニマチ兼主治医として国内では認知されておりますが、本業は世界的な美容整形外科の権威としてその世界に名を轟かせる筆者のエッセイです。

    実はこれを書く前に読んでいた高須先生のブログがあまりに面白かったので先生のツイッターの方に『先生のお書きになられた著書の中で、自伝的な色彩の強いものをぜひ拝読させていただきたいので、よろしければ教えていただければと思います。』と書き込んだところ、これだというお返事が返ってきたので、そういえばこれが『新潮45』に連載されていたころ、西原女史のマンガだけパラパラとめくって、肝心の文章はほとんど読んでいなかったなということに気づいて、改めて高須先生の文章に触れてみました。

    全身整形を自らの体に施し、その見た目は30代の青年と若返ったせいなのか。文章がとても若い!さらに筆のほとばしるままに書いた歴史や民族など、多種多様な知識や、自らの意思としての経験に裏打ちされた金言の数々がところどころに織り込まれており、美容外科業界の楽屋裏話や、高須先生の『幸福医療』としての美容外科にかける滾らんばかりの熱い思い。さらには自身の『女性美』に関する見解や『ブス』とは一体なんなのか?というところにも多くの紙面が割かれ、「美」をつくり続けてきた筆者の『自伝的な』側面が垣間見えるようで、本当に読み応えのあるエッセイでありました。

    後半では『熟女キャッツアイ』こと中瀬ゆかり・西原理恵子・岩井志麻子の三人とともに中国に行くなどの豪華な『海外視察』のルポも収録されており、筆者がただ、西原理恵子女史のマンガに描かれているだけではなく、さまざまな面を持っていることがわかり『人間・高須克弥』を知る手がかりとして、まず最初に読まれるとよいかと思われます

  • この頃何故か美容整形系の話題に触れることが多い。そう言えば昨日読んだ本にも出てきたなぁ。と言う訳で、近頃美容整形に肯定的になって来た私ですww

  • 表紙と巻頭のマンガが西原理恵子さんだったので図書館で借りました。
    この人面白いわ。
    全部試したがる自分人体実験マニアな業の深さがたまらん。
    よく出て来る華岡青洲も気になってきたので調べてみよう。

  • 高須先生の貪欲さがスゴイ

  • 高須クリニック医院長とサイバラ漫画で送る、最新美容外科技術!高須さんのハイテンションな文と、漫画と写真が凄い空気を造っていた…。エッセイだが、高須さんは文章がうまい。憎めないキャラで面白い。笑える。たかが「容姿」されど「容姿」。読むとあなたの「容姿」観が浮き彫りにされましてよ!

  •  五時に夢中つながりで。

     この人面白いね。そしてすごい人なんだなぁ。

     新任校第一冊目がこの本て。

     ま、いいか。わたしっぽいわ。

  • 高須クリニックの先生って面白いんだなぁ。新潮45の連載だったらしいけど、話題がどんどんそれたり、美容外科の潮流や各国の整形事情が絶妙な語り口で描写されていて、なんにも知らない私でも読んでいて楽しい。私も将来、自分の仕事をしている業界についてこのくらい歯切れよくぶったぎれるよう頑張ります。


    それにしても「ジャンクフードの精霊バタービーン」って。電車で笑いながら読んでてすいません。

  • 日本における美容整形の第一線を走ってきた高須院長は、そういう面においては評価できるのかもしれないが、本は書くべきではないと思う(笑)

    高須院長が日本でいちばんに何をやったのか、ということを知りたい場合のみに有意な本でしょう。

    タイトル『ブスの壁』と内容はまったく関係なし。ブスに買わせたかっただけなんだろうな(私は図書館で借りたのでタダです、良かった!)

    デキる女はブスだ!ブス万歳!
    ハゲは世界を救う!ハゲ万歳!

    …ってヲイ(笑) 
    たとえデキる人にブスやハゲが多いからって、それが嫌だから悩んで、美容整形なり芸術ネイチャーに相談したりするわけで、それを万歳!だからだいじょうぶ!って言われたって、何の解決にもならないし、心の持ちようも考え方も変わらないし(変えられるほどの言葉を高須氏は紡ぐことは不可能だと考えられる)、だからなに?で終わる。

    お金の無駄になるので、買わないことをおすすめします(笑)

  • ベネズエラの語源は南米のベネチア

  • 壁って自分で作っているんだね。
    破壊!!

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著者プロフィール

【解説】高須 克弥(たかす・かつや)
1945 年1 月、愛知県生まれ。日本の美容外科医。医学博士( 昭和大学、1973 年)。美容外科「高須クリニック」院長。東海
高校、昭和大学医学部卒業。同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ( イタリアやドイツ) 研修に行き、
最新の美容外科技術を学ぶ。「脂肪吸引手術」を日本に紹介し普及させた。「プチ整形」の生みの親でもある。紺綬褒章を受章。
近著には『炎上上等』『大炎上』( ともに扶桑社新書) などがある。

「2023年 『[復刻版]高等科修身[男子用]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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