闇鏡

著者 :
  • 新潮社
3.16
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本棚登録 : 101
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103030713

感想・レビュー・書評

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  • 南北朝の争いから十年、平安を取り戻しつつある京の都。奇怪な歌に予言されるように京随一の遊女が惨殺された。現場には半月前に死んだ女と素性を明かさぬ美貌の貴人がいたという。真相を追う検非違使・龍雪の前に現れる数々の謎。

  • どんでん返しというか、そうきたかー!と素直になりました。
    悪そうに見えてほんとはいい人……と見せかけて、ほんとは……っていう常套手段。

  • 室町時代の設定って珍しいと思うけど、近藤史恵の猿若町ものとダブる・・・
    特にいい味出している兼平判官夫人の詮子が「ほおずき地獄」のおろく(玉島千蔭の見合い相手)にキャラがかぶる・・・・
    これ、面白かったです。
    びしっびしっと平仄が合っていくラストスパートが
    凄かった!ひょっとすると「本格」じゃないの??
    こんなに登場人物の少ないシンプルな話だったのに
    びっくり。しかしこの「犯人」の凄まじいこと・・・^^;;

  • ファンタジーということで賞をもらっているようですが、これだけ謎ときに重点があればミステリーかな、とも思いました。室町時代に入り込むまでに些か時間がかかったように思います。平安時代を思わせるキーワードが続きましたからね。南北朝のワードが出てきて、おっ室町時代!と思いました。そして室町時代がうまく収まっていく。収まっていくときは爽快です。
    ただ、伏線が多くて、その回収が大変。かなり頭がぐるぐるしました。
    あと、「〇〇の足を枷の様に羽交い締めにしたのは」という表現が出てきて、その技を想像してもしきれなかったです。足の羽交い絞めって?
    物語を綴る視点が動きすぎた感じがするので、私の星は3つということで。

  • 話が繋がるまでがちょっともたついた印象。
    だが謎解きが始まる後半は楽しかった。
    あと誰が主役ってこともないんだろうけど、誰の視点でいけばいいのかちょっと迷った。
    人の業という恐ろしさをうまく調理した作品。

  • うーん。いまいち世界観に入り込めなかった。雰囲気としては乾ルカの『蜜姫村』や恒川光太郎氏の作品のような感じ。『幻想郵便局』のがっかり感も先にこの本を読んでたら薄れたかなぁ。ラストでは全ての謎が解けるのですっきりした終わり方ではある。2012/298

  • ファンタジーで大賞をとっているけれど、ミステリー色の方が強いかな。
    室町時代の京都が舞台。
    あやかし、とか、陰陽とかは無関係。
    主要な人たちは、少しずつ、狂気を含んでいる感じ。
    強く執着する心がそうさせるのか。。。
    とても人間臭いかんじ。

  • ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞とのことですがホラーチックなミステリーでした。

    登場人物は個性的で話の展開も面白かったのだけれど人物同士が絡むと個性が消えてしまうような弱さがあって複数人が登場すると説明臭さが感じられてしまったのが残念でした。

    薄幸の美人、着草の幽霊がそれとなく匂わされることを思うとミステリーよりもホラー寄りなのでしょうか。

  • 第18回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作(ただし、大幅改訂)。ファンタジーノベル大賞ではありますがほとんどミステリーで、それもなかなかの出来映えです。ただ、室町時代という珍しい時代設定なので現代では聞き慣れない単語がたくさん出てくるのにルビは最初の1回のみなのでとにかく読みづらいのが残念で★一つ減点(著者の責任ではないのかもしれないけど)。仁木英之の「李嗣源」みたく、ページ見開きごとにルビが欲しかった。あぁ、最初はかなりつらいです(笑。

  • ぞわっと怖くて面白かったけど、登場人物がパラパラしてるイメージがちょっとあった。ひとりひとり面白そうなので、シリーズ物ならいいかも。

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