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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784103032342
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
多様な人々との対話を通じて、著者の魅力や人間性が浮き彫りになる一冊です。特に町田康や石原慎太郎、高田文夫とのやりとりが印象的で、思わず苦笑してしまう瞬間も多く、対談の面白さが際立っています。著者自身の...
感想・レビュー・書評
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とくに町田康、石原慎太郎、高田文夫との対談が面白い。作品中での北町貫多は人との関わりが不得手なキャラクターに思えるが、実際の西村賢太は当時テレビでもよく見かけた通り、かなりコミュニケーション能力の高い人間だったのだろう。誰が相手の対談でもある程度の面白さはある。
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急逝され追悼コーナーができて、ようやく手に取った。直木賞受賞作「苦役列車」は題名で手に取るのを躊躇い、対話集を。初っ端が町田康氏。様々な人々との対話が掲載されているが、石原慎太郎とのやりとりが何とも苦笑。
作品そのものを読んでいないが、韓国で「苦役列車」の翻訳書が出たという一文を見て、韓国ノワール映画を連想した。彼の作品は、向こうで映画・ドラマの原作として大いに活用されていそうだが、そう感じるのは私だけか。 -
図書館借り出し
西村賢太含め、対談相手がだいぶ亡くなってることに気づき、衝撃
とてもいい対談本
高田センセイたまんねえ -
914.6
島田雅彦、朝吹真理子、石原慎太郎、高田文夫、高橋三千綱… -
創作の舞台裏。女性観。慊い生き方について―。芥川賞作家・西村賢太氏がその道の先達9人と語る対談集であります。小説に関してはとても真摯に考えている方であったというのが読後の印象でありました。
実は、この本で西村賢太氏の作品に初めて僕は触れました。いわゆる「対談本」であり純粋な「小説」ではないのですが、芥川賞をとった時に「風俗発言」が物議をかもし、無頼な人なのかなぁと思っていましたがところがどっこい、小説に関してはとても真摯に考えている方であったというのが読後の印象でありました。
僕はまったくその辺のことはわかりませんが、過去に雑誌や新聞紙上で対談したものをひとつにまとめて収録しているらしく、構成順は町田康氏、島田雅彦氏と朝吹真理子氏、高橋三千綱氏、坪内祐三氏、石原慎太郎氏、朝吹真理子氏との二人で、さらにはノンフィクション作家で個人的には最近好きになった上原善広氏、坪内祐三氏、高田文夫氏の順番でありました。
また、対談上では氏がローマ字を全く書けないところや、町田康氏との「血便」話。石原慎太郎氏との意気投合したときの雰囲気や、「美女と野獣」と報道されたもう一人の芥川賞受賞作家である朝吹真理子氏とのちぐはぐさが面白かったです。筆者は「私小説」をメインに書く作家だそうですのでここで話されている数々の「香ばしい」エピソードがどのように文学として「昇華」されているのか?久しぶりに純文学系の作家で「これは!」という方が出てきたのかも知れないと思っております。 -
作家西村賢太の、先輩作家やジャーナリストとの対話集。
ほぼ例外なく「賞を獲って生活が良くなったんじゃない?」
みたいな他愛のない話から始まるというのがほほえましい。
正直、それほど目新しい何かが見つかる本ではないが、
リラックスした会話の中に「物書き」といわれる人たちの
等身大の部分がみえてくるような作りになっている。 -
ラジオビバリーヒルズに出ていたのを聞いたことがあるだけで、著作を読んだことないんですが、「小銭をかぞえる」読んでみよ。
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恐縮しまくり、へりくだりまくり。小心者西村全開である。全然ワイルドでない。但し稀代の文学者西村はスパークしまくりである。とりわけ町田氏との対談、石原氏との対談が出色。あまり人を褒めない石原氏が西村氏については高く評価し大きな期待を寄せている。加えてさらなる飛躍に向けて石原氏直々にチャレンジも促されている。やっぱ、この人すごい。
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中卒で、かつて日雇労働者。風俗通いを自身の小説でも、報道陣の前でも堂々と語る。そんなオンリーワンな小説家西村賢太氏が芥川賞受賞後1年間に行った対談をまとめたもの。
その独特の風貌と経歴でイロモノや一発屋扱いされそうな著者だが、意外に(当然?)、しっかりとした小説家としての実績はあり、稼ぎもあるし、主義・主張もある。世間的にはこの人の無頼感が強調されて、本人もそれにおもしろおかしく乗っかっているけど、この対談集を読むと、想像していたイメージがくつがえされる。
読みどころは、先輩芥川賞作家の町田康との対談。町田氏は芥川賞受賞前から西村小説の大ファンとのこと。真のファンならではの視点で語るHow to read 西村小説。コレを読めば、西村賢太をもっと読みたくなること間違いなし。対談の2人にすれば、「慊い」とか「虚室」なんて言葉で遊んでいるだけかもしれないけど。 -
対話によって予想通りの?西村氏の人となりに触れることのできる作。
共感部分、いくつか。まずは大好きな町田康氏との対話で、町田氏の作品について、
「あそこまでとっちらかしておきながら、収斂してどどっと流し込んでいくところがすごいと思うんです。」
自分の作品が電子書籍になることに関して、
「(端末を指差して)こんな無味無臭の!」
その他芥川賞同級生?の朝吹真理子氏との対話もなかなかツボ。 -
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芥川賞受賞直後からの、西村氏と作家達との対談を集めたもの。
特に印象に残ったのは、町田康氏との対談の中での一説。
エンターテイメントでは、どんな読者にも同じ像が浮かぶよう、文章に凝ってはいけないという下り。
しからばなんと、純文学とは自由であることか!
この一説を読んだだけでも、しごく喜びにたりうるが、
どの対談を読んでも、本読みにとって、快感となる言葉がある。
充実の読み応えの対談集。
やっぱり西村氏はいい! -
いくつかの雑誌等に掲載された、西村賢太の対談集。
44歳になる西村賢太。緊張のためガムを噛んで登場する西村賢太。酒を飲み始める西村賢太。カネに気持ちが揺らぐ西村賢太。憎悪を吐きだす西村賢太。
有名作家たちから、さまざまにイジられる西村賢太というキャラクター。
石原慎太郎も、島田雅彦も、高田文夫も、みんな、西村賢太がかわいくて仕方がないというのが分かり、こっちまで嬉しさが伝染してくる。
ではどうして、読者や、同業の作家たちまでもが、彼をこんなに猫かわいがりしたくなってしまうのか。
それは、彼の作品を読むと、「誰よりも小説を愛している西村賢太」を知ってしまうからだ。
私小説家である彼をイジることと、作品について話すことはほぼ同義。タイトルを対談集とせず「対話集」としているのはそのためかもしれない。
ああ、賢太かわいいよ賢太。
【新潮社】 芥川賞作家「朝吹真理子×西村賢太」特別対談
http://goo.gl/72Lqe -
西村賢太という人物が見える。対談相手がわからずとも面白い。さらに好きになってしまう。
そして大好きな作家同士という贔屓目なしに町田康との対談が面白すぎてそれだけで大満足。 -
西村賢太と石原慎太郎の対談を読みたくて図書館で借りました。随所で現れる本や著者が読んでないものばかりでついていけないのが悔しかった。
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私小説書き・西村賢太の初の対談集である。
相手となるのは、町田康・島田雅彦と朝吹真理子(これのみ鼎談)・高橋三千綱・坪内祐三(2回登場)・石原慎太郎・朝吹真理子(2回登場)・上原善広・高田文夫。
最後の高田文夫だけが一見異質だが、西村は少年時代に「ビートたけしのオールナイトニッポン」を愛聴して以来、高田の熱烈なファンなのだという。
内容は、高田文夫との対談を除けば、創作の舞台裏を明かした文学対談になっている。
西村賢太は小説でもけっこうサービス精神に富んでいる作家だが、対談でもそのサービス精神がいかんなく発揮されている。相手をヨイショもすれば、読者を楽しませるための軽口も叩く、という具合。
文壇ゴシップのたぐいも随所に盛り込まれており、下世話な楽しみ方もできる本である。とくに坪内祐三との対談は、小説家や文芸編集者についてのウワサ話が面白い(名前部分が伏字だらけ)。
朝吹真理子との対談は互いにどうでもいいことばかりしゃべっていて退屈だが、ほかはわりと高水準。とくに、町田康との対談はバツグンの面白さ。町田は西村作品をかなり読み込んでおり、深い次元での理解者という趣。
「隴を得て蜀を望む」たぐいの難を言うなら、どの対談も話の流れがスムースすぎて、そこがあまり西村賢太らしくない。途中で互いを罵倒し合う口げんかになるような殺気立った対談も、1つくらいあってよかった。
とはいえ、西村賢太のファンなら間違いなく楽しめる対談集ではある。 -
小説には真面目。
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『苦役列車』の映画〜Youtubeでの様々な動画を経て著作にたどり着いたところでの対談集。人と成りを知っておこうと思って。
島田雅彦とはソリが合わなさそう。朝吹真理子とは美女と野獣というコントラストのある組合せになるんだなぁ。 -
登場人物は著者と同時に芥川賞を獲った朝吹真理子や、選考委員だった石原慎太郎や島田雅彦、同じく芥川賞作家の高橋三千綱と町田康、西村氏の尊敬する高田文夫など。皆、西村氏の小説をよく読んでいて、話が面白い。お嬢様然とした朝吹氏(お父さんは詩人だそうだ)まで著者の本をちゃんと読んでいるのは驚きだ。作家とはどうあるべきか、夫々に一言あって面白い。石原氏は政治家としては酷いものだが、氏の芥川賞についての論調は共感できる。受賞前より一貫して西村氏を推していたというのも意外だ。必読は高田文夫氏との回。高田氏は山の手育ちだが、西村氏との東京の下町話やオールナイトニッポンの話が面白い。
著者プロフィール
西村賢太の作品
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