沈黙

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103035176

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  • 神の沈黙

    私はお前たちに踏まれるため、この世に生まれ、お前たちの痛さを分かつため十字架を背負ったのだ。

  • キリシタンの迫害と「転ぶ」ことについて。テーマとしては以前読んだ村木嵐のマルガリータに通じる所があるのだけれど内容的には全く違った。

    自分が棄教しないことで誰かが苦しむのならば棄教して救えばいいのか。それとも棄教せずにいなければならないのか。
    司祭様であろうとも考えてしまう「神とは本当にいるのか」、「神の沈黙」が私ごときにはわかるとは思わないけれど、でも考えてしまう。
    救いのない話。ゆるゆるとだんだんと真綿で首を絞めるような絶望に突っ込んでくような話。

  • 中学あたりで夏休みの感想文宿題の為に読んだ本で最初は退屈でした。でも、読み進み、最後まで読み終わると、いままで宗教(信仰心があまりないので)について思っていた疑問の答えを少しだけ見ることができました。遠藤さんはすごい方だと思う。

著者プロフィール

遠藤 周作(えんどう しゅうさく)
1923年3月27日 - 1996年9月29日
東京生まれ。父親の仕事で、幼少時代を満洲で過ごす。帰国後にカトリックの洗礼を受けた。1941年上智大学予科に入学したが、中退。慶應義塾大学文学部仏文科入学・卒業後、カトリック文学を学ぶためにフランスへの留学。帰国後の1954年『アデンまで』を発表し小説デビュー。1955年『白い人』で芥川賞を受賞し「第三の新人」として脚光を浴びた。
1958年『海と毒薬』で第5回新潮社文学賞及び第12回毎日出版文化賞、1966年『沈黙』で第2回谷崎潤一郎賞、1979年『キリストの誕生』で第30回読売文学賞評論・伝記賞、1980年『侍』で第33回野間文芸賞などそれぞれ受賞。1995年に文化勲章を受章している。
上記受賞作のほか、1993年刊行『深い河』もキリスト教と日本人をテーマにした代表作と見なされており、映画化された。60年代以降「狐狸庵山人」(こりあんさんじん)を名乗り、様々なエッセイを記した。数々の作品が欧米で翻訳され高い評価を受けており、存命中ノーベル文学賞候補だったこともよく知られている。

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