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- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103039334
作品紹介・あらすじ
こんな映画監督は、もうあらわれない。こんな日本人も、もういない。抗う人間の姿をひたすら追った最後の映画人。その全生涯と全作品を、親交厚かった評論家が、愛情込めて綴った決定版評伝。
感想・レビュー・書評
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図書館で読む。読みやすい本です。スポンサーを見つける能力があった。これが、生涯現役の秘密だそうです。意外でした。
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熊井啓監督の作品をリアルタイムで見たことがあるのは「天平の甍」だけでした。「黒部の太陽」の制作エピソードをまとめた「黒部の太陽・ミフネと裕次郎」は面白く読んだ記憶があります。若い頃に「姿三四郎」を見て以来、黒澤明監督を敬愛し続けてきた熊井監督。偶然なのか、三船敏郎の遺作も、志村喬の遺作も熊井作品。そして自身の遺作も黒澤脚本「海は見ていた」の映画化でした。この評伝を読んでいると熊井監督の向こうに黒澤明の大きな存在を感じてしまいます。
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2010.03.07 日本経済新聞で紹介されました。
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