挑戦者たち 男子フィギュアスケート平昌五輪を超えて

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103040347

作品紹介・あらすじ

劇的に勝ちたい、と王者は言った。著者だけが知る、選ばれし者たちの素顔。羽生結弦、宇野昌磨、ハビエル・フェルナンデス、ネイサン・チェン、パトリック・チャン。フィギュアスケートの進化を託された者たちは、何を求めて肉体と精神の限界に挑み続けたのか。彼らの言葉がバトン、都築章一郎、プルシェンコら先駆者たちの願いと響きあうとき、66年の時を経てたぐり寄せられた奇跡は、伝説に変わる。

感想・レビュー・書評

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  • メダル候補がまんべんなく紹介されている。
    女性、アイスダンスにも触れる予定が、今回の騒動?で男子に絞ったとの事。

    一番の衝撃は、選手の通訳のあまりにお粗末な現状。
    メインはスポーツで、口下手な人もいるだろうし
    少しでも発言しやすい環境を整えてあげてほしい。。

    ネイサンは渋い声だな、というイメージだけだったが
    話す速度がマシンガン並みなのか。。。今度注目して聞いてみよう。

    全大会でハビエル選手が4位とは知らなかった。
    メダリストと入賞では大きな差があるのだなぁ。。

  • 初読。図書館。予約していた本を図書館に取りに行ったら、新刊コーナーに置かれていたので借りて帰りました。田村さんの名前はwebの記事などで覚えていたのだけど、英語を駆使して海外選手も幅広く取材していたとは知りませんでした。ボランティア(という名の無給)で大会の通訳までされていたとは。選手に寄り添う温かい本でした。ディック・バトンのクッキーのおねだりが微笑ましくていちばん好きなエピソードになりました。

  • オリンピックシーズンの男子フィギュアの振り返りに。

    今作では通訳ネタが多かったですね。コリヤダの誤訳事件は記憶に新しいですが(こちらはプロの通訳だそうですが)、ほとんどボランティアで賄われているのを初めて知りました…ショック。スケ連には改善をお願いしたい!

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著者プロフィール

盛岡生まれ。翻訳家、ノンフィクションライター。冬はフィギュアスケートの取材も行う。著書に、『知的な英語、好かれる英語』(NHK出版)『パーフェクトプログラム━日本フィギュアスケート史上最大の挑戦』(新潮社)』など。翻訳にロングセラー『ガラクタ捨てれば自分が見える』(小学館)、自ら日本に売り込んでベストセラーとなった『ルールズ~理想の男性と結婚するための35の法則』がある。

「2020年 『ワンランク品のよくなる英会話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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