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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784103041313
みんなの感想まとめ
テーマは人間の感情や存在の複雑さで、独特の表現が際立つ作品です。著者のデビュー作であり、新潮新人賞を受賞したこの作品は、読者の心に深い印象を残します。感想には、言葉にしづらい感情やモヤモヤした気持ちが...
感想・レビュー・書評
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著者のデビュー作、そして新潮新人賞受賞作、この作品で作家デビューしたとのこと。
『孤独に生きよ』(同著者)の作品を読んで『冷たい水の羊』がデビュー作だということが書いてあって読んでみる。
なかなかうまく感想らしきものは書けないが...
なんとも言葉に表しづらい複雑な気持ち良いうか...「気持ち」以前の感情というか感覚?モヤモヤ??みたいなものが身体の中で充満してしまって...
息苦しかった...そんな印象...詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
矛盾を正当化し、その当たり前に溶け込んでゆくことは人間の自己防衛なのかなとか、ふと考えました。麻痺しないと生きていけない。でも田中さんの作品からは、それには加わらないと決めている意志みたいなものを感じます。「冷たい水の羊」は傑作。独特の表現が美しい。どちらの作品も最後がとても好きです。
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陰鬱さが心地よい。
他の作品も読みたくなった。 -
「図書準備室」と「冷たい水の羊」の2編が収録されている。表題作の「図書準備室」の方には正直、心があまり動かなかった。でも、「冷たい水の羊」は、いじめられている少年の心が執拗なぐらい丹念に描かれていて、哀しさと禍々しさが十分に伝わって来た。
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自身のアイデンティティを喪失した――まるで、映画のシナリオの劣化版かのような――小説が蔓延る昨今、彼氏の作品の文学的強度は圧倒的。とりあえず、ストーリーを追うことを一度放棄し、詩文としてのみとらえ、その美しさやグルーヴを感じてみてはいかがか。
解決しようの無いどん詰まりの世界観。
目の前の事態に対して真摯に向き合えない男。
対して、例え幼くとも、本能的に本質を捉えている女性の強さ。
そういうものは、その後にみればいいし、なんなら見なくてもいいかもしれない。それぐらい素晴らしい筆力。 -
掲載作の『図書準備室』『冷たい水の羊』は、どちらも思春期を迎えた少年の鬱屈とした思いを丁寧に描いていますが、かたやほぼ全編主人公のセリフで、かたやほぼ全編情景と心理描写で表したある種対照的な作品。
作者の筆力の高さは窺えますが、結局よく分からなかった、というのが正直な感想でしょうか。
純文学好きな方であればまた違った楽しみ方ができるのかもしれませんね。 -
ま~~暗いわ
痛いわ
よくわからない
読みたくなかったかも -
・図書館準備室
第136回芥川賞候補作品。
作者自らを表現してるかのような30代ニートの働かない理由を、独自の理論で青春時代に回想する。一人の教師との奇妙な間合いと告白。
・冷たい水の羊
第37回新潮新人賞受賞作品。
いじめにあっている中二の真夫は、自分の生きていくための論理で武装し、歪んだ感覚の中、同級生との無理心中を企てる。
中二の理解しがたい思考回路が生々しい。
2012年 第146回芥川賞を受賞を知ってからミーハーに読んでみた。
理解しがたい表現ではあるが、迸る文面は妙な生々しさを感じさせる作風。
読者を選ぶ作家のようです。 -
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読みにくかった。読まなくてもいい所が多すぎて話がよく分からないというか。
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どうなっちゃうんだろう…という話の展開に引き込まれる部分はあるが、総合的には良く分からん小説。
とても内面的であり、少年の心の影の部分を執拗に真剣に向き合おうとする。
魅力的ではあるが楽しいまではいかない。人には薦めない作品。 -
高校卒業後一度もアルバイトをせずずっとニート、十年間をかけて書いたというデビュー作「冷たい水の羊」を目当てに読んだ。
最後、どうなったのかわからなかったが、そこは重要でない気がするので別にいいかと思った。
デビュー作にしてはやはり文章力がすばらしく、この頃から作家・田中慎弥さんとして完成されている。
この人は一昔前の王道純文学というかんじがする。三島由紀夫を好きというのがよくわかる。 -
2014.6.3 読了
というか、2篇からなる話でしたが、
あまりにも 読みにくく
最初の1編で 読むのやめちゃいました。。。(T ^ T)
これは 読み始めて
数分で ヤバイ。。。と思いました。。。
これは 完全に タイトルだけで
惹かれて借りました。
こんな話だったとは。。。 -
新潮新人賞受賞と芥川賞候補になった中編小説の2編収録。
両方とも暗い青春の話。
朝井リョウのようなまぶしい青春物語を作る作家もいれば、この作品のようなどんよりした青春物語を作る作家もいる。
個人的にはこっちのほうがリアル。
どんなにみじめな青春を過ごしても、飛び越えちゃいけない一線はなかなか越えられない。その辺もとてもリアル。
暗い話なのに読み進めてしまう。
著者の明るい話を読んでみたいけど無理な話なのかな。
この雰囲気が売りなんだろな〜。 -
田中慎弥の初期の作品を読んでみたいと思って…
読後感は、何となくすっきりしないなぁ~という感じでした。 -
先に芥川賞受賞作を読み、その後の作品も何作か読んだ後最初に戻ってこちらを読了。
…これを最初に読んでいたら、他の作品を読んでいなかったかも、と私は思いました。はまるかとか続くかとか、出会い方もありますね。
この方のテーマがわかりますね。その後の作品に通じるものが全部ここに入っています。
「図書準備室」タイトルの印象や期待とは全く違う話でした。
職員室におらず、いつも図書準備室にいる先生の人生を思いました。
そして、このテーマをずうっと書き続けている著者の中にある暗闇を思います。
まだまだずっとこのテーマを書かずにいられないのでしょうね。
でも、これだけでは詰まる時が来ると思います。
その時、この方がどんな方向の話を書かれるのか、注目します。 -
ひとりの男、30過ぎてもふらふらしているその男の独白、、
読むのが疲れた。
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