平成海防論 国難は海からやってくる

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103045526

感想・レビュー・書評

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  • 「週間ブックレビュー」お薦めの一冊。「海防論」とあるので、マハンとか米国の年次戦略のようなスケールの大きい学術論文的内容かと思ったが、不審船事案、海賊問題、中国の空母建造等、トッピク集であった。学術的ではないが、それぞれのトピックについては、海保幹部、海自幹部からの聞き取りを含め、よく資料収集・分析がなされていると思う。現在、日本のおかれた環境を理解するために、多くの人が読むべき本だと思う。

著者プロフィール

1964年愛知県生まれ。北京大学中文系に留学した後、
週刊誌記者などを経てフリージャーナリストに。
94年『「龍の伝人」たち』(小学館)で、21世紀国際ノンフィクション大賞
(現・小学館ノンフィクション大賞)優秀賞を受賞。
新聞・雑誌への執筆、テレビコメンテーターとしても活躍。
2014年より拓殖大学海外事情研究所教授。
『反中亡国論』『中国がいつまでたっても崩壊しない7つの理由』
『「米中対立」のはざまで沈む日本の国難』(以上、ビジネス社)、
『感情的になる前に知らないと恥ずかしい中国・韓国・北朝鮮Q&A』(講談社)、
『トランプVS習近平 そして激変を勝ち抜く日本』『風水師が食い尽くす中国共産党』(以上、KADOKAWA)など著書多数。

「2023年 『それでも習近平政権が崩壊しない4つの理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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