アイドルにっぽん

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 43
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103046318

作品紹介・あらすじ

著者25年分の論考集成、憂国のアイドル論。

感想・レビュー・書評

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  • 日本国憲法第一条はアイドルの定義。アイドル(天皇)はファン(国民)統合の象徴である。第九条はアイドルの公称スリーサイズ。それがどれほど「現実とかけ離れて」いようと、ファン(国民)たる者は決して突っ込みを入れてはいけない。

  • 期待したほど面白くない。ここで取り上げられteiるアイドルの名前は知っていますが、あまり印象が残っている人はいません。そう言えば、アイドルはあまり好きではないことを思い出しました。この本の最後には、後藤久美子、宮沢りえの写真が飾られています。正直、彼女らを見た記憶がありません。その程度の関心だったのでしょう。興味を持ったのは、「界」という概念です。中森氏は、「歌謡界」、「映画界」はあるが、「グラビア界」はないと指摘しています。「映画界」、「歌謡界」と「グラビア」を分けるのは批評の有無であると指摘している。「映画界」には、日本アカデミー賞等の数々の賞があり、そして、新聞、雑誌には映画評を見ることができる。「歌謡界」も同様に、日本レコード大賞等の数々の賞があり、雑誌には、レヴューが掲載されている。これらの業界では、賞や批評に同意するにしても、反発するにしても、それらを参考にして、仕事をする。それに対して、「グラビア」には、日本グラビア大賞等の賞は存在せず、また、批評は存在しない。そのため、送り手は、直感や経験により、受け手の反応を読むしかない。

  • アイドル評論家の中森明夫氏が、アイドルついてさまざまな雑誌に寄稿した分をまとめた本。

    懐かしい名前や、その時代の雰囲気を感じることはできるが、アイドル論というよりは、その時代の雰囲気を感じることができる本。

  • 「新人類」あぁ、そんな言いかたしてたなあ、著者のような人達。アイドルがアイドル然としていた頃の、なんだか時代感が見えてきて、面白く読んだ。

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