夏の闇―直筆原稿縮刷版

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103049098

作品紹介・あらすじ

誰も殺せず、誰も救えず、徒労と焦燥の間を漂うしかなかったヴェトナムでの戦場体験を経て、暗く、抜け道のない「現代」によどむ懈怠と嫌悪の淵に沈潜し、ひたすら女との甘い生活にふけろうとする男。男は「私」であり、作家は自分自身に挑みかかる決意だった。40歳のにがい記念として…。かくて、書き直しも消し跡もほとんどない、この完璧な原稿が残された。作家の決意がみごとなまでに結実した、その記念として-。

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  • 開高健 直筆原稿

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著者プロフィール

開高 健(かいこう たけし、かいこう けん)
1930年12月30日 - 1989年12月9日
大阪府、天王寺区生まれの小説家。大阪市立大学法文学部法学科在学中、同人誌活動を始める。洋書輸入商、壽屋(現・サントリー)宣伝部を経て、作家活動を開始。
1958年、『裸の王様』で芥川賞、1968年『輝ける闇』で毎日出版文化賞、1979年『玉、砕ける』で川端康成文学賞、1981年菊池寛賞、1987年『耳の物語』で日本文学大賞をそれぞれ受賞。ほか、主な著書に『日本三文オペラ』『夏の闇』『私の釣魚大全』『人とこの世界』などがある。

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