青年のための読書クラブ

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 2225
レビュー : 410
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103049517

感想・レビュー・書評

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  • 読書クラブ。この部活に伝わるクラブ誌に書いてある、学園の裏事件の物語。

    何だか、不思議な雰囲気がでてる物語でした。女の園、時代、その妖しい雰囲気がでていたのかな?

    読書クラブ、入ってみたい

  • 東京・山の手の伝統あるお嬢様学校、聖マリアナ学園。校内の異端者(アウトロー)だけが集う「読書クラブ」には、長きにわたって語り継がれる秘密の“クラブ誌”があった。そこには学園史上抹消された数々の珍事件が、名もない女生徒たちによって脈々と記録され続けていた――。
    (BOOKデータベースより)

    ***

    100年の伝統を持つ女子校で、細々と、でも確かに受け継がれる創設者の精神。

    第一章「烏丸紅子恋愛事件」
    第二章「聖女マリアナ消失事件」
    第三章「奇妙な旅人」
    第四章「一番星」
    第五章「ハビトゥス&プラティーク」

    設定とストーリーはすごく好きでした。
    それに、ラストも。
    ただ、文章は今ひとつ、しっくりきませんでした。
    とりあえず、桜庭作品で読むのはGOSICKシリーズ一本になりそう、今のところ。

  • わたしはこの物語の舞台の雰囲気も好きですが、なんと言っても登場してくる美しく可憐で、比類なく面白い、且つ魅力的な少女たちを、読書クラブの一員としてみまもりたかったという思いでいっぱいです。

    桜庭さんの作品に登場するには珍しき、美しくない娘・妹尾の存在が新鮮でとても面白かったです。

  • 都心で広大な土地に建つ聖マリアナ学園の南のおんぼろクラブハウスで異形の少女たちは集い、埃舞うなか、壊れかけのブリキの人形や演劇のロミオ、ジュリエットのドレス、地球儀などに囲まれた部室でアンティークカップで薄い紅茶を啜りながら各々に本のページをめくる。
    少女だけの薔薇色の楽園の腐臭にさらされながらの毎日。読書クラブの面々はその時々で学園で起こった正史には決して残されない暗黒史をクラブ誌として残していく。楽園の誕生から、百年の後の崩壊までの珍事件集。
    少女たちが「ぼく」と「君」で呼び合うラノベ調の文体に慣れるのに少し戸惑った。

  • 雰囲気が好きです。
    兄妹が好きです。

  • とても桜庭一樹らしい。
    女の汚いところが綺麗に綴られている。

  • 閉鎖的な空間に、時を流れて語り継がれる逸話の数々…という感じでしょうか。
    女学園の外で確実に時代が変わっていくのがちらほら見えて、それが面白かった。
    本物の男を嫌い同性同士で憧れを持ったりロマンスを作り上げたりする彼女達の気持ちはイマイチ理解できず…
    やっぱずっと共学だったからかしらー

  • 難しかった、…。紅子が好きやなぁ。

  • 何だか懐かしい少女コミックの匂いが
    心地良かったかな。中野ブロードウェイに
    謎の喫茶店、あれば通うかも(笑)

  • 伝統あるお嬢様学校、聖マリアナ学園。校内の異端者だけが集う「読書クラブ」には、長きにわたって語り継がれる珍事件を記したクラブ誌があった。現実に立ち返って見るとそこはかとなくおもしろいお嬢様たちの熱狂ぶりでした。

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著者プロフィール

桜庭 一樹(さくらば かずき)
1971年、島根県生まれの小説家。
1999年「夜空に、満点の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。
『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編部門)、『私の男』で直木賞を受賞。他の代表作に『GOSICK -ゴシック-』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『赤朽葉家の伝説』などがある。
ゲームのノベライズやライトノベル作品や、山田桜丸名義でゲームシナリオを手がけるなど幅広く活躍している。

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