新薬、ください!: ドラッグラグと命の狭間で

著者 :
  • 新潮社
4.00
  • (1)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 12
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103056317

作品紹介・あらすじ

「なぜ、その薬が使えないのですか?」欧米で使用されている治療薬が日本で認可を得るまでの時間、およそ四年。その間に難病を抱える子供たちが亡くなっていく-。どうしてそこに「時間差」=「ドラッグラグ」が生じるのか、厚生労働省、製薬会社、そして専門医たちに取材していく中で浮かび上がった、この国の不条理とは?薬事行政の不作為を告発する医療ノンフィクション。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ふむ

  • 医師から「不治の病」と宣言されたとき、その病気の治療に効果をあげる薬がこの世にあっても、日本では使うことが出来ない。このジレンマに、この薬事行政の不作為を告発する医療ノンフェクションである。

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 図書館にて
    8/16読了

  • 日本と欧米の間のドラッグラグは、約1年半といわれています。
    そこには審査機構の担当員の数の不足・提出書類の多さ等多くの理由があります。
    しかし、欧米で行われた外国人のデータがそのまま日本人に通用はしません。理由は、民族的遺伝子の差があるからです。
    この本は、新薬の審査機構を多くの人に説明し、難病に苦しむ子供達の為に書かれた良書です。

全4件中 1 - 4件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×