変見自在 スーチー女史は善人か

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103058724

感想・レビュー・書評

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  • 高山氏の作品を続けて拝読しております。
    氏は「口が悪い」のではないでしょう。
    周囲がああだこうだと回り道をして「婉曲的」な決着をさせようと言葉を
    選んで物事をこう…ねと周囲も「嗚呼なるほどね」と収まりそうになった折
    「要するに、それは美人局だよな!」
    嗚呼台無し。大ナッシングだよ。青年。おいちゃん、それを言っちゃあおしめえよ。
    いいんです。はっきりと言わないと日本語が伝わらない世の中に変わってきています
    オレのような頭の悪い阿呆でも背筋がシャンとなり、全てがわかりますよって。

  • 読んでおいて損はない

  • 読みやすく、面白かった。
    正論。皮肉も楽しめた。

  • 高山氏の本は全部読みたくなる。強烈過ぎて、今まで聞いてきたことは何だったのか、ぐるぐると頭の中をかき回されます。
    でも、話半分信じるとしても、自分が日本人であることを誇りに思えるようになる。

  • 横っ面を貼り飛ばされ、目から鱗がボロボロ落ちる一冊です。世の中は一つの局面だけでは分からない、ということを教えてくれます。この人の本を読むと鎖国したくなってしまうのが難点です。

  • 長らく朝日新聞を購読してきて
    少なからず影響を受けてきたので
    別の視点からの指摘がとても勉強になりました

    短い文章なので、論証の裏付けが
    時には不十分であることが難点

  • インパクトのある題にひかれて、パラパラめくったら、面白い。

    つくづく、欧米目線で欧米目線の報道でしか知らなかったことが自分では分っていたつもりだったのだが、全然ダメだったと自覚しなおしました。

    スーチー女史の見方180度変わりました。

    「週間新潮」の名物コラムだそう。取り上げていることは様々。

    朝日新聞の報道はよくとりあげられるらしいが、他にも仏大統領、ユダヤ人の習慣から浮かぶこと、ノルウェーのCM、7歳の中国人捕虜、などなど。

    タイトルをいくつか。
    たかが武器商人のくせに
    たかり役人は頭を垂れて
    キョーサントーがよく似合う
    朝日系学者は使い捨て
    「天声人語」は不適切につき
    反米なら事実も曲げる
    真犯人オランダの自供
    アフガンを持ち上げた罪
    カンボジアが中国を嫌う理由


    新聞報道の偏重激しい日本、偏りなく世界中のことを取り上げている、こういうコラムは貴重です。

  • 高山氏の本は実に面白い。変な小説より為になる本である。

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著者プロフィール

1942年東京生まれ。ジャーナリスト。1965年、東京都立大学卒業後、産経新聞社入社。社会部デスクを経て、テヘラン、ロサンゼルス各支局長。1998年より3年間、産経新聞夕刊一面にて時事コラム「異見自在」を担当し、その辛口ぶりが評判となる。2001年から2007年まで帝京大学教授。『週刊新潮』「変見自在」など名コラムニストとして知られる。著書に『韓国はどこに消えた⁉』 (ビジネス社)、『変見自在 バイデンは赤い』(新潮社)など多数。

「2023年 『騙されないための中東入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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