変見自在 日本よ、カダフィ大佐に学べ

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103058779

作品紹介・あらすじ

「週刊新潮」連載中の超辛口名物コラム「変見自在」。『サダム・フセインは偉かった』『スーチー女史は善人か』『ジョージ・ブッシュが日本を救った』『オバマ大統領は黒人か』『偉人リンカーンは奴隷好き』『サンデルよ、「正義」を教えよう』に次ぐ、堂々の第七弾。欧米が「中東の狂犬」と恐れた男は、宗教のくびきから市民を解放し、他国に媚びることのない"名君"だった-。デタラメばかりを垂れ流す日米の大マスコミ、劣悪国家・中国の悪行ぶり、EDと死刑の奇妙な関係とは-。本書を読めば、あらゆる事象の真実、正しいものの見方が分かります。

感想・レビュー・書評

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  • 読んでいて目の覚める思いばかりです。
    ウン、流石にあちらさんから苦情のようなものが来るでしょう!
    高校や大学で鍛えまくってマスコミに入社して記者になられ
    たものだと思われます。(忖度です)
    どうなのでしょう。高山氏にとっての学生時代の諸相は、
    社会の雰囲気はどう出会ったのか知りたいものです。
    水泳にまつわるお話が多いですし。
    社会と格闘しながら…であろうなあ…と存じ上げますが…
    恐縮ですがオレも苦しいです。
    まもなく五十路になろうかという折になりますが、
    思い返せば嗚呼悲しい哉。

  • 口は荒いが、いままで無かった視点を提供してくれて貴重。西側から見たら大悪人のサダムもカダフィも、政教分離し、女性の地位を高め、高福祉の社会を実現したが、資源をコントロールし、地域の盟主となろうと目論んで、悪人として難癖つけられて、欧米に潰されたという見立て。また、流暢に英語をあやつるだけが芸じゃない。重光葵の国連演説の例。、オーウェルの本、「エデンの東」に示唆を受け、要らぬ反感を買わぬために、わざとつたない英語にしたのではないか、という見立て。/大国、隣国の狡猾な事例も、悪辣な政治家の事例も、知ることができる一冊。

  • それは どうかなぁ
    と 反問しながら 読んでいるところ 多し

    ところどころ
    へぇ それは 知らなかったなぁ
    も あり

    このような 見方 もあるのだ
    を 経験させてもらえた


      

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著者プロフィール

1942年東京生まれ。ジャーナリスト。1965年、東京都立大学卒業後、産経新聞社入社。社会部デスクを経て、テヘラン、ロサンゼルス各支局長。1998年より3年間、産経新聞夕刊一面にて時事コラム「異見自在」を担当し、その辛口ぶりが評判となる。2001年から2007年まで帝京大学教授。『週刊新潮』「変見自在」など名コラムニストとして知られる。著書に『韓国はどこに消えた⁉』 (ビジネス社)、『変見自在 バイデンは赤い』(新潮社)など多数。

「2023年 『騙されないための中東入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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