日本のすごい味 土地の記憶を食べる

  • 新潮社 (2017年9月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784103064749

作品紹介・あらすじ

土地を支えるおいしさに出会った! その豊かさは、千年の都で海山で、人が生きてきた証し。伊豆のわさび。静岡のクラフトビール。岐阜の栗きんとん。京の豆餅。天橋立の缶詰。奈良漬。滋賀の熊鍋。大阪の蒲鉾。和歌山の梅干。高知の柚子。長崎・五島の手延べうどん。沖縄のイラブー汁。―― 静岡から沖縄まで、食エッセイの名手を驚嘆させた15の探訪記。

感想・レビュー・書評

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  • 食のエッセイストが出会うのは、その土地を支える食材と人。
    その土地だからこその美味しさを知り、語る、15の探訪記。
    熊鍋 わさび 蒲鉾 オイルサーディン クラフト・ビール
    柚子 梅干し 奈良漬 鮒ずし チーズ かごしま黒豚
    栗きんとん 豆餅 五島うどん イラブー汁
    ・あとがき ・取り寄せ(地方発送)について

    日本各地のすごい味を巡る、15の探訪記。
    その土地ならではの、食材。
    その土地ならではの、自然環境。
    その土地ならではの、人とその土地への想い。
    そして、歴史や生き方をも内在する、その土地の記録。
    猟師と料理人の共通の価値観は、世界一美味しい熊の肉。
    すべての工程が手作業の、缶詰。
    ごっくん馬路村ゆずドリンクは、ゆずの美味しさ満点です。
    蒲鉾屋の家訓は「とにかく うまいもん!」
    伝統製法の奈良漬は、声なくして人を呼ぶ。
    鮒ずしづくりは、百匁百貫千日。
    その土地と環境が育む、かごしま黒豚。
    イラブー猟とイラブー汁は、どちらも希少な伝統文化。
    余計なことをせず正直にちゃんとこしらえる、豆餅は、
    下鴨神社まで行ったのに旅程の関係で買いに行けず、
    未だに悔やんでいます。食べたいなぁ。

  • どれもこれも経験してみたい味です。
    とりあえずGoogle mapで散策してみました。
    そうだ栗の街が故郷の知人がいる、お土産頼んじゃおうかな。

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1198759

  • どれも魅力的な食べ物ばかり。ビールは通販やってたので注文してしまいました。

  • <閲覧スタッフより>

    --------------------------------------
    所在記号:596.04||ヒラ
    資料番号:10240668

  • 「おいしさは進化する」編は帯に「北へ東へ」とあり、こちらの「土地の記憶を食べる」編は「西へ東に」とある。
    東海以西ということかな。

    初っ端が「熊鍋」。平松さんのエッセイでも熊猟の話はあったけど、カラー写真付きのレポは強烈。しかし、ただ捕ればよいというものじゃないという処理の仕方とか、融点が低いので半透明になっていく肉の描写がいかにも美味しそう。

    鮒ずし、イラブ―(ウミヘビ)汁など、その他もチョッと近づき難い食材もあるけれど、梅干し、奈良漬け、柚子、どれも舌を刺激してくる文章。
    ワサビの茎ってこんなに長いんだとか、東大寺門前の奈良漬けは平松さんのエッセイでも読んでいたけど、こんなに手間がかかるものだったんだとか、自分の無知に気付かされた。

    土地に根付いた食を守る人々に深く取材した探訪記。じっくり読み終えた。

  • 地方にはまだまだ「本物」の食材が数多くあります。
    きっとそれはこれから世界でも認められていくことでしょう。

    日本人がそれを自ら手放してはいけません。
    多少高くても「本物」を味わう姿勢を持たなければ、衰退してしまう一方です。

    これを読んで「本物」を求めて旅をしましょう。

  • 日本には、美味しいものがいっぱい!そして、そこには受け継がれた技なのね❗

  • まだまだ日本には自分の出会った事のない味が沢山あるな~とわくわくしました。

  • 平松洋子 著「日本のすごい味 土地の記憶を食べる」、2017.9発行、わさび(下田)、蒲鉾(大阪)、柚子(高知)、梅干し(和歌山)、奈良漬(奈良)、豆餅(京都)、五島うどん(長崎 表紙)など日本の15の味、その土地その土地の「すごい味」を生み出す「すごい人」を「すごい食のエッセイスト」平松洋子さんならではの取材でまとめていらっしゃいます。熊や豚の解体作業にまで立ち会う平松さん、すごいです。私にはとうてい無理です。食するならば、本来はそうであると頭ではわかっていても。自分が矛盾してるとつくづくそう思います。

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著者プロフィール

平松洋子=1958年、倉敷生まれ。東京女子大学卒業。エッセイスト。食文化、暮らし、本のことをテーマに執筆をしている。『買えない味』でBunkamura ドゥマゴ文学賞受賞。著書に『夜中にジャムを煮る』『平松洋子の台所』『食べる私』『忘れない味』『下着の捨どき』など。

「2021年 『東海林さだおアンソロジー 人間は哀れである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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