あのころのデパート

著者 : 長野まゆみ
  • 新潮社 (2012年8月発売)
3.13
  • (5)
  • (28)
  • (40)
  • (20)
  • (3)
  • 256人登録
  • 50レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103068136

作品紹介

昭和のよそゆきのお出かけとは、家族でデパートに行くことでした──。

あのころのデパートの感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 昭和のころのデパートについてのエッセイ。

    子供のころデパートの屋上に乗り物があったり、家族連れでにぎわう食堂だったり、地下のキャンディ売り場と、昔、「お出かけする場所」だったデパートの思い出と、デパートで勤務していた当時の話など。

    懐かしい時代を絶対的にいいもの、とはしていなくて、そのころに戻るのは無理!と冷静な部分も良いです。

    軽いテンポと冷静な視点で書かれてて、興味深く読めました。

  • デパートに関するエッセイ。デパートで働いていた人が、デパートの事を少し詳しく書いた内容。長野まゆみさんが働いていた1980年代のデパートの様子や、子供の頃に「よそゆき」で「おでかけ」として行ったデパート、そして現在のデパートについて書いてある。
    私も15年程前に少しだけ百貨店でアルバイトをした事があるので、1980年代と従業員の質は変われども、やってる事(営業形態とか…)は大して変わらないなと感じた。今は更に変化しているかもしれないが。そういう昔の様子を知るのは面白かったが、最後まであまり心が動かなかったのが残念。

  •  著者が幼かったころ経験した思い出と働いて経験したデパートのことだけ書いてれば良かったのに…。

     それだけなら良い本です。

     古い郷愁あふれる本だったと思います。

     それを中途半端に今のデパートのことやほかの接客業、経済なんかも交えるから、さめちゃう。
     しかも、間違ってるしね。

     間違っているだけならまだしも、著者の感じ方も揺れてるみたい。

     タイトル通りのことだけ書いてれば…

     
     とつくづく思いました。

     それだけとらえれば良いエッセイです。


     買うのはおすすめしませんが。

  • 昭和のデパートについて描かれたエッセイ。
    懐かしく今はもうないもの。
    デパートはあるけれど、今のデパートとは違うもの。
    長野さんがデパガしてたなんて知らなかったから、ビックリ。
    最初に勤めたところは吉祥寺の関西系の百貨店K、ってことは近鉄ですね!
    Pはプランタンかな?

    老舗系の本屋で働いたことがありますが、百貨店に似たような、符号や、色んな決まりがあり懐かしく。
    POSシステムのないころって計算とかややこしそう…棚卸しとかも。消費税も、色んな割引も、コンピュータシステムが発達した今だからありえることなのかな?と。

    けして、あの頃はよかった的なエッセイでないのが面白い。

  • 装丁の可愛らしさ、帯のメッセージに、ほろっと懐かしく温かな気持ちになれるような本を想像しており、楽しみにして手にしたのですが、少し前のデパートに関するウンチクと、ウィキに載ってそうな老舗と呼ばれる都内にあるデパートの歴史をフィーチャーした本だったので、期待値が高かっただけにすごく残念な気持ちになりました。

  • 個人的に接客畑の人間なので、雑学的に楽しめた点が多々ありました。デパートならではの丁寧な接客になるほど!と思うところも。歴史やルーツなども。ただ毒が多い…。否定かと思ったら肯定だったり、肯定かと思ったらぶった切ったり。少々疲れてしまいました。カバーはデパートの包装紙みたいで、紙の本の良さを再実感。

  • お子さまランチに、屋上遊園地。昭和のよき時代に家族のお出かけ先であったデパート。そんなデパートの歴史や関係者だけが知る裏側の秘密などが楽しく書かれた『あのころのデパート』本日発売です。表紙カバーがおしゃれで可愛い!

  • 長野まゆみさんのエッセイ。
    昔、デパートに勤めていたという経験をもとに、昭和の時代のデパート事情を描いている。
    デパートでの仕事、その当時の流行り、給料事情、デパートでのサービスなど、働く側からと客側からのデパートがよくわかる。
    長野さんの初期作品が好きでほとんど読んでいるが、エッセイは初めて。
    盛るわけでもなく、無駄に笑わせようとしてるんけでもなく、事実を淡々と書いているのにとても面白かったので、またこの方のエッセイを読みたい。

  • エッセイ

    働いていた頃を思い出しながら、
    当時の雑誌で振り返りながら、
    親に話を聞きながら。

    不満が多いんだろうなって印象。

    同じように私もイラつく!ものもあれば、それはいいんじゃ?ってのも。
    過去の著作物名も出てきたり。

    暮しの手帖を参考にしながらも
    先鋭的な記事はあるものの
    家庭のあり方
    父親と母親に子供二人。料理を作り家事をするのが女の仕事ということを疑わないことへの不満
    やってたら今より売れてただろうけど
    ツブされてた可能性が大きそう。

  • 2014 811読了

全50件中 1 - 10件を表示

あのころのデパートのその他の作品

長野まゆみの作品

あのころのデパートを本棚に登録しているひと

ツイートする