大人のための残酷童話

  • 新潮社 (1984年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (204ページ) / ISBN・EAN: 9784103069041

感想・レビュー・書評

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  • むか〜し、むか〜し、1Qがまだ小さかった頃、お父さん、お母さんに絵本を読んでもらいました

    そこから月日が流れ1Qが大人になり今度は自分の子どもに絵本を読んであげました

    そこから更に月日が流れ1Qの子どもたちが大人になって自分の子どもに絵本を読んであげる日もきっとやってくるでしょう


    けどね、、、
    読んでくれた
    読んであげた
    読んであげるであろう
    童話や児童文学、日本昔話はぜーんぶ嘘ですよ!
    真実の物語はぜーんぶコレに載ってます


    だけど、これは子どもには読み聞かせできませんね(;´д`)トホホ…


    だって女の子の大好きなプリンセスの白雪姫がヤリマンで小人たちの子どもをたくさん生んだなんて言えませんよ…( ゚∀゚)・∵. グハッ!!

    一寸法師の肝腎のところはやっぱり一寸法師のままだとは言えませんよ…( ゚∀゚)・∵. グハッ!!


    とにかく子どもには読み聞かせできないエロいグロい話ばっかり( Д ) ゚ ゚

    それが『大人のための残酷童話』


    おびさん、ユッキーさん読んじゃいましたよ…w

    • かなさん
      なんかスゴイお話そうで…
      手にするの、躊躇しちゃう感じ(;'∀')
      でも、ちょっと気になるなぁ~
      なんかスゴイお話そうで…
      手にするの、躊躇しちゃう感じ(;'∀')
      でも、ちょっと気になるなぁ~
      2024/07/17
    • 1Q84O1さん
      mihiroさん

      図々しい図々しい図々しい図々しい図々しい図々しい図々しい図々しい図々しい図々しい図々しい…
      はい、読んでください!w
      mihiroさん

      図々しい図々しい図々しい図々しい図々しい図々しい図々しい図々しい図々しい図々しい図々しい…
      はい、読んでください!w
      2024/07/17
    • 1Q84O1さん
      かなさん

      気になったらとりあえず読んでみますか!w
      短編で一つの話は数ページぐらいなので隙間時間に読めますよ〜
      かなさん

      気になったらとりあえず読んでみますか!w
      短編で一つの話は数ページぐらいなので隙間時間に読めますよ〜
      2024/07/17
  • エログロ救いがない。神話や昔話、近代小説が刺激的にアレンジされている。各話の教訓が辛辣。
    それよりも挿絵の版画が気になってしょうがない(妖しくて好きです

  • 旧仮名遣いだとなんだか情感に奥行きが出るような気がする。

  • ブラックユーモアという香辛料で辛口に仕上げた童話集。私はこういったお話が大好物ですが、好き嫌いの分かれる内容かもしれません。

  • 童話というものは、ハッピーエンドで終わる物だけではない。読者に残酷さを感じさせながらも何でも易々と信じるなとか、恨みを買うこともあるといった教訓を感じさせるものである。と言いたげな童話の「原文」集。

  • 倉橋由美子らしい掌編がたくさん読めて嬉しい~!「全体として、残酷といふよりも救ひのない話が並んでゐますが、いづれも「自業自得」の世界に属しますから、愚行は罰せられ、賢い者はそれなりの正当な報いを手に入れる結果になつてゐます。これが全体を通じての教訓といふことになるかもしれません」に集約されていますが、自分に責任を持つという当たり前のこと、しかしともすると最近はそれが重いことであるかのように取られかねないことが堂々と書いてある。私は好きです。
    話として好きだったのは、「世界の果ての泉」「かぐや姫」「故郷」「天国へ行つた男の子」「鬼女の島」「飯食わぬ女異聞」「人は何によつて生きるのか」あたりですかね。グロテスクな話の方が、エロさ前面よりも好きだった。最後に太字で一文書かれている教訓が、いかにも倉橋節で最高でした。
    特に「世界の果ての泉」の真の愛とは醜いものを愛すること、つまり不可能といふこと、「天国へ行つた男の子」の神様とはつまりお化けなのです、とか好きだったなあ。老人のため~も読みたいです。

    それから素敵な挿絵は『城の中の城』と同じく山下清澄さん!すてき!好き

  • なんだかとても悲しい出来事が出てきました。もちろん因果応報的なものも多いですが。
    心が暗くなります。

  • 2018008冊目

    残酷なグリム童話。と言ってもこちらが、元祖になるのでしょうか。

    オチもない子供向けの童話に比べたら、世の中、そんなに甘くないよという感じで読めました。かぐや姫は宇宙人なのだから、見かけに騙されちゃいけない。一寸法師もこんな小さな人間がいたら、本当だったら気味悪がると思うのだけど。

    現実の厳しさを如実に表してる一冊でした。

  • '92.5読了。
    手放し本。
    お伽噺話をアレンジしてつまらなくするという悪い例。当時の読書メモは、この本にお金と時間を費やした腹立たしさで若さ故の汚い言葉があるため転記できず。

  • 童話や昔話、ギリシャ神話などをより残酷に、またはエロティックにした短編集。気持ち悪い話も多くて苦手。

  • 昔読んだ時の方がインパクトあったような気がする.全部で26話.古今東西の昔話や童話伝承の数々を著者独特のひねりを加えて,そうは問屋が卸さない的な,不幸へまっしぐらな結末へと向かう.その淡々としたそっけなさが魅力的である.山下清澄氏の装画がとてもいい.

  • グリム童話とか日本昔話などの有名なお話を倉橋由美子さんがアレンジした小品集なんだけど、どうもらじとしてはオリジナルよりも面白いとは思わなかった。

    似たようなコンセプトのものだと、太宰治さんの『新釈諸国噺』のほうがずっと面白かったよ。

    太宰さんのほうはユーモアがあって「世の中は童話のように甘くはないけれど、かと言ってそれほど悪いものでもないよ。鬼だって生きていかなきゃならないしさぁ~!」って感じでほっこりするんだよね。

    それに対してこの本は、童話独特の心に残る余韻のようなものを全部そぎ落として、エロとか人間の欲望を露骨に無機質に表現しているだけって気がしました。
    つまり、改変した部分のセンスがらじとは合わない。

    女性週刊誌とかスポーツ新聞のネタっぽいものが好きな人は楽しめるかもしれません。
    どうせやるなら、もう少し中身のあるお話にしてくれたら良かったのになぁ~。

  • 自分の表の顔と裏の顔に苦悩していた頃に読んで、この作者の強烈さに比べれば私なぞ可愛いものだ、と、とても安堵した。

    苦しいとき、うちひしがれたとき、誰かを殺したいとき、死んでしまいたいとき、など、辛いときほど読んで苦さを楽しめる、稀有な本。
    イラストも味わい深い。

  • 挿絵の、山下清澄さんの銅版画が素晴らしい。
    一話目の人魚姫の話が一番強烈だわー。
    でも、刺激的な話に慣れてる若い子とかが読んでも、インパクトなさそう。
    自分は好きだけどね。
    28年前の本だもん。

  • つまらなかったです。
    納得できることもあれば、
    それはちょっと違うんじゃ?
    という教訓もあります。
    何かがためになったわけでもなく、
    虫になったザムザは良かったけれど、
    なんだか全体的に損した感が強いです。

  • 大人のためのって銘打ってるけど、刺激に飢えてる十代の若者の方がこーゆーの好きなんじゃないかな。

  • 十数年ぶりに読み返してみたけど
    こんなに毒が強かったかなぁ

    大人になるほど分かる作品集

  • あの童話がまさかこんな話になるとは、という驚きと、確かに奇跡なんて起きないよなと納得してしまう。どの話もゾッとする淫靡さがあるのだけれど、決して下品にはならないギリギリのライン。そこがまた良い。

  • 収録作: 人魚の涙/一寸法師の恋/白雪姫/世界の果ての泉/血で染めたドレス/鏡を見た王女/子供たちが豚殺しを真似した話/虫になつたザムザの話/名人伝補遺/廬生の夢/養老の滝/新浦島/猿蟹戦争/かぐや姫/三つの指輪/ゴルゴーンの首 /故郷/パンドーラーの壺/ある恋の物語/鬼女の島/天国へ行つた男の子 /安達ケ原の鬼/異説かちかち山/飯食はぬ女異聞/魔法の豆の木/人は何によつて生きるのか

    ■新潮社 1984.4.20 
     新潮社版画 山下清澄
     新潮社版オビコピー「因果応報、勧善懲悪、自業自得の原理が支配する童話の残酷さ---ギリシア神話やアンデルセン童話、グリム童話、日本昔話などの世界の名作童話の背後にひそむ人間のむきだしの悪意、邪悪な心、淫猥な欲望を、著者一流の毒舌の文体で抉りだす倉橋由美子の創作童話26編を収録。」
    ■新潮文庫 1998.8.1 
      あとがき
      解説/『童話を生きること』 島田雅彦
     新潮文庫版カバー装画本文挿画(木口木版画によるコラージュ作品) 柄沢齊
     新潮文庫版オビコピー「人間のむきだしの悪意、邪悪な心、淫猥な欲望をえぐりだす。」
    ■宝島社 2006.1 
     「毒・棘・邪心・嘲笑・揶揄・嫉妬・淫猥・交歓・吸血・生贄ノ悪夢のような20篇。『大人のための残酷童話』で人生の残酷さや馬鹿馬鹿しさや滑稽さを辛辣に書いて多くの読者を堪能させた倉橋由美子が、ほぼ同時期に書いていた怪奇小説集。知的な恐怖と乾いた笑いの詰まった短篇それぞれが、見事な仕掛け、隙のない文章、堅牢なエスプリ、そして通奏低音としてのエロスに満ち、読む悦びを満喫させてくれる。20の夜の愉しみとなる、純文学の香り高い極上エンターテインメント。 」

  • 巻頭の「人魚の涙」「一寸法師」「白雪姫」なんて、題材としてはいろいろなところでエロティックに解釈されているわけだけれどもなかなか意表を突く展開とエロで気に入ってしまう。
    好きだったのは「鬼女の島」大人のファンタジーとして映像化してもらいたい。

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著者プロフィール

1935年高知県生まれ。大学在学中に『パルタイ』でデビュー、翌年女流文学賞を受賞。62年田村俊子賞、78年に 『アマノン国往還記』で泉鏡花文学賞を受賞。2005年6月逝去。

「2012年 『完本 酔郷譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

倉橋由美子の作品

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