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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784103069416
みんなの感想まとめ
立川談志の魅力を深く掘り下げた本書は、インタビュー形式で彼の人生と思想を描いています。談志の独自の視点やユーモアが詰まった語り口は、落語に詳しくない読者でも楽しめる内容となっており、彼の生き様に触れる...
感想・レビュー・書評
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立川談志は、2011年に75歳で亡くなった落語家である。落語家としての才能を高く評価されると同時に、その破天荒な言動が話題を呼んでいた。落語協会を脱退して、立川流を創設し「家元」を名乗ったり、参議院議員を1期務めたり、伝統的な落語家の枠に収まる人物ではなかった。
本書は、その立川談志へのインタビューで構成されている。「小説新潮」に連載されていた10回に渡るインタビューを単行本化してものである。何故か、を人に説明するのは難しい、というか無理なのだけれども、とても面白い本だった。立川談志の話すことが、とてもシャレていたり、とても粋だったり。落語に詳しいわけではないというか、最近はほんとど聞いたこともないけれども、落語・寄席等の世界に触れてみたくなるような一冊だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人間は、比べる対象がないと評価が付けにくいという性質がある。絶対的価値は付けにくいが、相対的価値なら付けやすい。ということで、もう一冊ある談志の自伝と比べることで本書の評価がしやすくなる。
談志の自伝は本書『人生、成り行き 談志一代記』(2008年、新潮社/2010年、新潮文庫)と、没後に出版された『立川談志自伝 狂気ありて』(亜紀書房、2012年/ちくま文庫、2019年)がある。
本書はインタビューによる談志の自伝となっている。聞き手は落語立川流の顧問であった吉川潮氏。吉川氏の巧みなリードのおかげで流れが良く、うまくまとまっている。吉川氏の話は最小限に抑え、談志から多くの話を引き出している。語られている時期は、談志の生まれた1935年から2007年まで。もとは、『小説新潮』の2006年4月号から2007年10月号に連載された全10回分の記事である。
『立川談志自伝 狂気ありて』は、書きおろしである。本書と違い、系統立てされていない。思いつくまま、気ままに書いた文章だ。いつものように話が脇道にそれる。当然、まとまりは悪い。詳しさという点でも劣る。
談志の自伝を読みたければ、まずは本書をお勧めする。 -
特典
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「この人」はと思う人を
しっかり語り継ぐ
ただ、もうそれだけで
大切な「一つの芸」だと思う
吉川潮さん
お見事! -
本書、全編これ立川談志。
なので、談志ファンは読むだろうし、落語ファンだっていままでの東京の落語界、そしてこの先どうなるといったところで読むんでしょう。とすれば、アタクシなんぞがこれ以上書くこともなくて、最後にいいもの読んだァ、と感嘆してお仕舞いでいいんです。小さん師匠との間柄についても、相手が吉川さんだから、そしてこの年になったからはじめて書けることもあったりして、企画としてもこれ以上無く、よかったんじゃないかなぁ……と。 -
奥さんに関する話がほんわかしていて良かった。また、師匠が奥さんのことをちっとも悪く言わないどころか、良い所を挙げてストレートに褒めているのは素晴らしいと思う。
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オレ的気になる人ランキング上位に位置していた立川談志。
その談志がこの前死んだ。
別にファンでもないし、落語は好きでちょこちょこ聞くが談志の落語は聞いたことがない。
自分の中で談志の落語を聞くということは、音楽で言ったらマイルスデイビスを聞くことに等しい畏怖があった。
自分が想像するにおそらく落語界の最高峰。
談志の事は全く知らないので勝手な想像なのだが、談志以前と以後で世界が変わったような、そんな巨人をイメージしている。
圧倒的な本物に対峙するためにはその深みにはまる覚悟が必要だ。好きになるにせよ、ならないにせよ、自分が持てる感性を最大限に引き延ばして本気で挑まなければわからないんだろうなという巨人攻略のための重たい覚悟が必要。
そんな事を考えてしまうとどうも腰が重くなり、いつまでたってもマイルスは聞かないし、談志の存在にもいつまでも目をつぶっていた。たまに片目だけ開けてこっそり見たりもしてはいたが、まだ手を出すには早すぎると考えていた。
この前、談志が死んだニュースを見て、いつか、聞いたことのない彼の落語を聞いた時、永遠に埋まることのない欲求不満を自分が持つことになってしまう可能性がうまれてしまった事実がショックで、なんだか取り返しがつかないことをしてしまった気分になった。
ジェームスブラウンが死んだときの感覚に似てるのかな。
なんでも生きてるうちが華で、その華を出来るだけ最高にキレイなうちに、もったいぶらずに見ておくべきだと思う。
自分も他人も生きてるうちが華なのだ。
そんな事を考えてしまった読書でした。 -
とにかく凄い人という印象。
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談志、ここに在りって感じが、もうあちこちから湧いてくる。
衆議院落選後の参議院選での街宣車からのアピールはすごい。
政策なんていらない。
誰を信じるかだ。
ぽんぽんと速射砲のように繰り広げられるアピール。
これはなかなかいまの政治家にはできない。
やったところで、嫌がられるだけ。
テレビに出ている人であり、談志だからできるのだろう。
人間の業の肯定からイリュージョンへ。
第9回そして最後の志の輔との対談は、立川流家元の真髄である。 -
3/4読了。
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20/10/20 100
現実は事実
ポリティカリー・コレクト・・・正しいことしか言ってはいけない社会になったアメリカでひどい犯罪が多発する。
熱心に取り組んでも結果がでなけりゃ仕方ないけれども -
『赤めだか』を読んで談志その人に興味がわいたので、読んでみた。
小さんと袂を分かつ辺りの事情がよくわかった。
弟子としては志の輔が登場。
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