最後の大独演会

  • 新潮社 (2012年11月22日発売)
3.49
  • (8)
  • (13)
  • (13)
  • (5)
  • (2)
本棚登録 : 142
感想 : 14
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (96ページ) / ISBN・EAN: 9784103069423

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

多彩なエピソードが織り交ぜられたこの対談本は、立川談志とビートたけし、太田光という三人の個性豊かなキャラクターが自由に語り合う様子が魅力です。昭和の雰囲気が漂う中で、くだらない話から真面目な芸談まで幅...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ・ポコチンを出せるかどうかが芸人のセンスの見極めどころ。

    ・笑いは振り子の幅の広さが大切。

    ・笑いって人が言えないことをスパッと言う事。

  • やっぱり立川談志が好き。

  • 単なる対談の記録。そして、語られるエピソードもどこかで聞いたことのあるものが多いが、それでいい。浅草の、昭和の残り香が懐かしく、ただただ愛おしい。

  • 病気療養中だった立川談志が、
    ビートたけし、太田光といろんなアブナイ話、下ネタ、ゴシップの噺を。

    その、対談本です。

    色々、ほんとにくだらない話から
    真面目に?芸事の話までするんですが、
    これが本当に面白い。

    読んでて思うのは、
    この三人、お互いがお互いを認めているんだな、
    すごく仲の良い三人なんだな、という事。

    いや、仲の良い、というよりは、お互いが刺激を与えあう関係なんだろうな、かな、適切な言葉は。

    とてもトガッた三人が、ほんとに自由に話をしてる。

    たけしさん、太田さんは、憧れの人と話す子供みたいで、すごくかわいい。

    過激な内容も多いですが、
    読んでて気持ちの良い本です。

    特に印象に残ったのが、
    「客にイラつく時もある」
    って章の、

    「この程度で笑うセンスの客なのか」って話。

    談志師匠が「つまらない」と思ってる落語家の噺が客にオオウケしてる。

    その、客とのセンスの違いに、イラつく。
    僕も、演劇やってたりする身なので、これはなんとなく共感です。

    すごい、ヒドイ芝居を、お客さんが楽しそうに見ている。

    その光景を見て、思ったりします。

    「こんなもんが面白いんなら、僕の芝居観に来てよ。もっともっとおもろいから」
    って。

    「こんなもんが演劇なら、演劇なんてやめるわ!」って思う時もある。

    そのツッパリが、結局いろんな原動力になったりするんですけどね。

    対談本として面白さを求めて手に取るもよし、
    芸談を読みたくて手に取るもよし。

    満足の一冊です。

  • 出演・立川談志
    お客・ビートたけし、太田光

    なんとも豪華な独演会。
    しかし内容のほとんどはTVじゃ放送できない。
    何を言っても許されちゃう。
    そんな立川談志の、もはや崇高さを帯びたあぶない話、くだらない話。
    この人、本当に死んだのか?
    もしかしてどっかで生きてるんじゃないか?
    そのくらい、いつの時代でも生き生きと感じられるであろう語り口。

    この人の落語は、DVDやCDでしか体験したことないけれど、
    一度、本物を見てみたかったなぁ。

  • 好きな三人が揃っていたので衝動買い。たけしはスゴイなぁ、と思いながら、それ以上に談志はスゴイなぁ!とあらためて思わされた一作。そして、この3人の組み合わせを選んだ新潮社はうまいなぁ、と(笑)
    基本的には談志独演会。たけしは聞く客。太田はついでについてきた人。当然、談志の存在感がムチャクチャでかい。付録のCDで現場の音声は聞けるが、談志の声が痛々しい…。活字を読んでる方が素直に笑えたかも。
    にしても、昔の芸人はムチャクチャだな!そして、あらためて三代目・春風亭柳好を聞いてみようと思わされた。
    あとは、もちろん談志の落語を聞き直してみようかと。2007年独演会の芝浜がスゴイ!って話が出てたが、自分の聞いた芝浜と一緒だったかどうか…。2002年か2003年に見に行った独演会でも、「じゃぁ芝浜でも演るか」と、サラッと大ネタを初め、そのネタが聞いたことのない解釈だったので…。

  • こんな毒を吐く人(それもおおっぴらに)はもう現れないだろう。テレビはそんな人を排除する方向に進んでいるし。

  • ■解説
    「今日はくだらない話だけをしようぜ」談志は二人に向かって、そう言った。病気療養中だった談志が、たけしと太田を相手に話芸の限りを尽くした三時間。現代落語最後の名人がお笑い界トップ2に言い残したのは、芸談でも人生訓でもなく、抱腹絶倒のアブナイ話、下ネタ、古今のゴシップ、バカ話。こんなにも粋でシャイな「別れの告げ方」もある。貴重な三人の座談収録CD付き。立川談志一周忌追善出版。
    ■感想

  • CDはまだ聴いてませんが、いずれじっくりと。
    落語観たかった。

  • こんな粋な人たちと一緒にげらげら笑っていたい

  • 死の1年5ヶ月前。ホテルの一室で行われた3人の対話。談志の毒舌は全開で、たけしと太田が怯む場面も。終始尊敬の眼差しで家元と接するたけしと太田。改めて2012年は"談志が死んだ"年だったのだなぁ。

  • 談志が亡くなる1年5か月前にビートたけし、太田光を相手に行った独演会。特にCDは永久保存版でしょう。
    声は痛々しいくらいかすれていますが、毒舌は相変わらず。「いいなぁ」「さすが師匠」と何度も快哉を叫びながら読みました。
    エピソードはどれも既知のものでしたが、それでも面白いんですね。たけしと太田が談志を敬愛していることも改めてよく分かりました。

全12件中 1 - 12件を表示

著者プロフィール

1947年東京都足立区生まれ。浅草フランス座で芸人としてデビュー後、1972年に漫才コンビ「ツービート」を結成、人間の「建前と本音」「理想と現実」との落差を舌鋒鋭く突きまくる芸風で漫才ブームの牽引役となる。テレビに進出後、『オレたちひょうきん族』『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』などの人気番組を次々と手掛ける。映画監督としても『その男、凶暴につき』『ソナチネ』『HANA-BI』などの話題作を多数世に送り出す。2016年にレジオン・ドヌール勲章、2018年には旭日小綬章を受章。近年は小説執筆にも力を入れている。著書に『弔辞』(講談社)、『不良』(集英社)、『浅草迄』(河出書房新社)など。

「2022年 『浅草キッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ビートたけしの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×