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Amazon.co.jp ・本 (168ページ) / ISBN・EAN: 9784103077084
みんなの感想まとめ
自然に対する深い感受性と命の営みを描いた作品は、著者が木々に寄せる情熱を通じて、読者に心の安らぎをもたらします。著者は自身の経験を交え、木々の命の芽吹きや荒れた森の姿に感動し、時には涙を流すほどの真摯...
感想・レビュー・書評
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幸田文さんが木へ向ける関心や感受性は、まるで人間に向けるそれ。
命の芽吹きに感動し、荒れた森を見て涙する、こんなにも自然体で木に向き合う文章は初めてでした。
自分の調子が悪かった時、死にたいとか消えたいとかよりも、木になりたいと思っていたのを思い出して、人間として生きることを少しは楽しめるようになった今をすごく幸せに感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
だいぶ年配になってからの著作だと思うのだけど、すごい好奇心と行動力。
一冊前に読んだ作品では物静かな作家という印象を受けたけど、この本ではおきゃんな少女がそのまま育ったという印象だった。 -
屋久島に行く準備の一環、その2。幸田さんは七十を過ぎて縄文杉に会いにいったらしいので。
縄文杉のことを読もうとおもったけれど、「えぞ松の更新」が実によくて心にのこった。
北の澄んで冷たい空気と水、倒木に一列に生える松の若木、その苗床になる老木…もっとも清冽なかたちの死生観と輪廻のような気がする
「一つだけ、今度このたびおぼえた。日本の北海道の富良野の林中には、えぞ松の倒木更新があって、その松たちは真一文字に、すきっと立っているのだ、ということである」
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