半所有者

  • 新潮社 (2001年11月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (48ページ) / ISBN・EAN: 9784103078074

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りました。
    声なき声がこれほどまでに聞かれないのは、あの無色透明のマスクの中で閉じられていた妻の口元に見馴れてしまったからではないか、
    所嫌わず撫でまわした。つくづく自分のものだと思えてくる。
    〈遺体は己のものだぞ〉
    ゾワゾワしながら、読了。少し不気味な表紙と相まってますますゾワゾワっとなりました。

  • 凝った作りの本だけれど内容は…。
    愛情の行きつく先がこれは怖いかも。

    ネクロフィリアと言えばそうなってしまうような夫婦愛の話でした。

  • 『「みいら採り」猟奇譚』読了後、読んでみた。こちらの作品は短編であるし、書かれた時期もずいぶん隔たっているが、著者の描きたいものは共通している。愛する者と心身共に一体化する感覚を求めてやまない心。それは相手の死後も、その肉体がある限りおさまらない。”狂おしい”心情に共感することを読者に迫ってくる。

  • 誰も、何物をも所有できない。

  • 装丁は美しいが
    頁は山折りになっていて変わっている。
    そんなアンバランスで奇妙な雰囲気。

    頁数が、かなり少ないが
    その中に詰め込まれているという感じが一切なく
    色んなものが描かれている。

  • 内容より装丁に驚いた。頁が山折りなので、実質の頁数は厚さの半分ってことに!?こんだけ字が大きいのに…頁の端、山の部分には半分の蝶。思わずいちいち広げて中確認しちゃいましたよ;

    中身は川端康成文学賞を受賞とのことですが…うーん、純文学(?)ってなんでやたらとエロを難しくこねくりまわすのかな、といつも思う。シンプルに言うとネクロフィリア・デビュー?
    だろ、これ。ラストが息子に電話ってとこで終わるのがなんとも笑えた。愛といえば愛だし、陵辱といえば陵辱。

  • 09/06/13 冊数かせぎの一冊。

  • なかなかショッキングな内容。
    読む方は覚悟してお読みください。

  • グロテスクで滑稽でかなしい葬送。こんな送りかた、わたしには絶対にできない。

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