臍の緒は妙薬

著者 :
  • 新潮社
3.09
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本棚登録 : 46
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103078098

感想・レビュー・書評

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  • 毒か薬か、母は震える手でこれを幼児に…。短くなった臍の緒の謎を
    推理する表題作のほか、生まれ得たかもしれない子供の像を創る女を
    描く「魔」など全4編を収録。ますます深く、ますますミステリアスな
    河野ワールド!

  • 不思議な味わいの短編集。どれもラスト3行くらいの部分に女性の奥底にあるひんやりとした何かが視えるような……。読み終えたらそのことには触れないように、そっと本を閉じて、詰めていた息を解いて、何事もなかったかのように日常に戻る……そんな本でした。

  • いわゆる期初に入る部類の作品です。
    感想を書く人にとってはこれ泣かせるやつ。
    世界観を味わう系統というか
    そこに潜む雰囲気を味わうというか。

    「魔」なんか傑作だからね。
    その先を何も著者は与えない。
    だから想像に任せるぞおまいら!!というのが
    私の個人的に感じた著者の意図ということで。

    例のアレ、きっと魔のせいで
    なくなると思うんだけれども…
    発見されたらダメなやーつだよ!!
    自分以外な。

    結末がはっきりしてほしい人には
    適しない作品。
    回れ右だぜ。

  • なんだかかんだか腑に落ちない感じ。

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