- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103090717
感想・レビュー・書評
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マイクロバスの時間軸がぐにゃぐにゃするのに振り回され…腕時計って結局なんだったの?何かのオマージュなのかな。自分の知識と想像力の足らなさで読みこなせなかった。前半のヘルパーの話はすごくいい話でした。映像化したら綺麗な画になるんじゃないかと想像しながら後味すっきりした感じで読み終えました。
あと、もうひとつ。マイクロバスを読み終わったあとに、表紙を逆さまにして見てみてください。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山陰の寂しい光景。深く傷を負いじっともの言わぬ男、すれ違い続けた母と子。狂言回しのベテランヘルパーの存在が、リアルのにおいとファンタジーを違和感なく融合させている。
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なんかねー。
不思議な読み物だったりしてる?これ?
なんかねー。
なんかしっくりくるよな、こないよーな。
どう、読み解いていいんだか、
別に解かなくてもいいんだろけど、さー。
なんかねー。新鮮な分
読み進めやすいとこもあるんだけどさー
なんか抵抗するカンジもあったりしてさー。
どう感じたなんて自分でもよくワカランチン。
だから中途半端な3つ星。 -
「人魚の唄」はセツコとナオコ婆の物語だが,昔の話が複雑に絡んで幻想的な雰囲気ともどかしい現実が進行する.表題作は知恵おくれの信男とヨシノ婆が昔と今を行き来する少し入り組んだ話だ.どちらも淡々と話が進む中で荒れ果てた小さな漁村の寂しさが感じられる.少し落ち込みそうな読後感を持った.
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障害のある主人公の視点からの風景が地味に凄い。マイクロバスにのってどこに連れてかれるのかと不安になるような。
(200809)