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- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103116066
作品紹介・あらすじ
胸に残る土地の記憶、戦争の記憶、逝きし人の記憶。時の移ろいの中に刻まれた言葉。郷里秋田の角館の山桜、六月の葉山の若い緑の木々、敬愛する唐木順三氏の信州の別荘から見はるかす富士。家を焼かれ逃げ惑った空襲の悪夢、終戦のあとに命を絶った母、尼になった叔母。田宮虎彦、藤枝静男、後藤明生、江藤淳、三浦哲郎、秋山駿……亡き友人知己への痛烈な想い。清冽な文章で書かれた、九年ぶりのエッセイ集。
感想・レビュー・書評
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●アラン・ミッスィーさんのおすすめコメント●
端正な旧かな遣ひで書かれたエッセイ集である。丸谷才一亡く迄、彼は現代文学でも数少ない文体を保持していた人物だった。この本には「昭和」という時代が封印されている。
武蔵野大学図書館OPACへ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=1000124910詳細をみるコメント0件をすべて表示
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