草祭

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 886
レビュー : 167
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103130413

感想・レビュー・書評

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  • 「美奥」が共通の短編集。
    静かな不気味さ・・・。

  • ジャンルでくくるならホラーなのだろうけど。あまり怖いという気はしないかなあ。やはりノスタルジックな雰囲気の、不思議で美しい印象の物語でした。
    怪異の世界も、あまり日常とかけ離れている気がしないので、非常に身近な感じがします。ふと気がつけば迷い込んでしまっていてもおかしくない、そんな世界。その世界は少し怖いけれど、とても魅力的です。どっぷりと雰囲気に浸りこんで読みたい一冊。

  • 団地の奥から用水路をたどると、そこは見たこともない野原だった。「美奥」の町のどこかでは、異界への扉がひっそりと開く―。消えたクラスメイトを探す雄也、衝撃的な過去から逃げる加奈江…異界に触れた人びとの記憶に、奇蹟の物語が刻まれる。圧倒的なファンタジー性で魅了する鬼才、恒川光太郎の最高到達点。

  • 美奥のお話。短編集かな?
    「夜市」もそうだったけど、不思議な本でした。
    この人の書く自然の雰囲気好き。
    独りで家にいるとき読むとちょっと怖いかな、くらいのホラー度。
    私がビビリなんで、全く基準になりませんが^^;

    「屋根猩猩」が好きでした。少年が魅力的!

  • ちょいちょいちょーい!おもしろい!!
    恒川ワールドの洗礼を受けました★

    ヘタな怪談よりもうすらコワイ。。
    しかも上質。

  • 「楽しかったよ。コメディみたいで」
    長船さんはいう。
    「最初から最後まで楽しかった」
    「よしてよ」
    そんないい方。
    初夏の葉を茂らせたポプラの木。薄暗い線路と踏み切り。遮断機は上がっている。
    シグナルは青だ。
    向こうに見えるのは、この世界の一つ奥にある美しい町。


    ((夢の中でまた夢を見よう、))


    (けものはら/屋根猩猩/くさのゆめがたり/天化の宿/朝の朧町)

  • 読書完了日2009年12月25日。

  • この雰囲気が大好きです。不思議な街・美奥にはまだまだたくさんの闇を抱えてそう・・・

  • C+

  • 美奥という町に関連した五話が収録された短編集です。
    どの話にも共通するキーワードがありますが
    それぞれの間にはほとんど関連性はありません。
    時代も登場人物も、少しずつ違っていたりもします。

    恒川さんらしい、少し懐かしい感じのする、でも
    どこにも存在しないような不思議な世界を、
    本作でも味わう事ができました。
    何となく、子供の頃にどこかの家の庭先をコッソリ抜けて
    友達の家に近道して行ったり、引っ越したばかりの土地で
    ちょっと冒険してみたら迷ってしまって薄暗い袋小路に
    入ってしまったり、と言う記憶が呼び起こされてしまいました。

    幻想的な雰囲気もあり、読み終わってしまうのがもったいなかったです。

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著者プロフィール

1973年東京都生まれ。2005年、『夜市』で日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。同作で直木賞候補に。14年、『金色機械』で日本推理作家協会賞を受賞。著書に『雷の季節の終わりに』『秋の牢獄』『南の子供が夜いくところ』『竜が最後に帰る場所』『金色の獣、彼方へ』『南の子供が夜いくところ 』『スタープレイヤー』『ヘヴンメイカー』などがある。

「2019年 『白昼夢の森の少女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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