草祭

著者 :
  • 新潮社
3.73
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本棚登録 : 883
レビュー : 166
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103130413

感想・レビュー・書評

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  • 連作好きの私には嬉しい本だった。
    けものはら、屋根猩猩は絵が浮かぶ。
    残念ながら他の話は思い出せないけど。
    とりあえずパンチパーマのおっさんが気になる。
    (既に記憶まちがってるかも)

  • 美奥、という町を舞台にした連作?5篇。
    過去に現在に、時間や空間、人間や異形なもの、独自な世界がひろがる。
    「雷の季節の終わりに」「秋の牢獄」と読んで、恒川ワールドにちょいとはまったけど、
    この一冊はなんかちょっと、読みにくかったかな。
    なんだか、みんな勝手過ぎる〜〜
    てな感じで、入り込めなかった。残念。

  • 短編5編。美奥という場所にまつわる連作。本を開くとそこに世界が広がる。あいまいな境界線を踏み越えて、誘われる幻想譚。物語だから、こういう世界に引き込まれるのも良い。人のブラック面ばかりではなく光の見える物語もありました。最後まで親分の正体は分かりませんでした。分からない分、また趣があって良いのかもしれません。

  • 情念が降り積もり、土地が神格化する幻想系短編集

  • 「けものはら」
    消えた友達。小さい頃に迷い込んだ不思議な荒野で彼を見つけるが、彼は次第に獣のようになっていく。

    「屋根猩猩」
    出会った少年は屋根猩猩だった。内部で繋がった家を行き来し、人のためになることをする少年。

    「くさのゆめがたり」
    山に生きる少年。伯父を殺した少年は坊主に引き取られ村で暮らし始める。山賊に恨みをかったせいで世話になった女たちが連れ去られてしまう。

    「天化の宿」
    一軒の家に迷い込んだ少女。そこで「クトキ」をするために天化という遊びをするが、少女はそれにはまっていく。


    「朝の朧町」
    長船さんの家に居候する香奈枝は彼の作り出した町へ連れて行かれる。そこは心の中が具現化する不思議な町だった。

  • 美奥という不思議な地区にまつわる物語で集められた五つの短編集で、
    「けものはら」「屋根猩猩」「くさのゆめがたり」「天化の宿」「朝の朧町」とあります
    どれも、恒川さん独特の静かなホラーファンタジーで、どこでも見かけるような日常の中にふと異世界と交わる空間が存在する不思議。
    心地よかった一冊です

  • しんごさんのすすめ

  • 文庫が待ちきれなくて購入。久々の恒川ワールド(^_^)
    …途中だったので再開☆*
    (2010年12月9日)

    連作短編集5作。美奥。
    1位『天化の宿』★4.8(ゆうかちゃん・キトク・双子・親分)
    2位『くさのゆめがたり』★4(テン・オロナバチ・クサナギ)
    3位『朝の朧町』★3.8(長船さん・香奈枝・のらぬら・碧い珠)
    4位『けものはら』★3
    5位『屋根猩猩(やねしょうじょう)』★2.8

    (2010年12月14日)

  • やっと買った!!

  • 「美奥」という名の、どこか懐かしい日本的な町での、すこしだけ、けれど決定的にどこかがずれた出来事を語った連作短編集。時代も人物も変え、一部のキイ的存在のみをさらりと交えて描かれているこの短編群をすべて読んだあとに浮かび上がるそれは、圧倒的に幻想的でありえないのに、けれどどこか郷愁を誘う、それは恒川氏の独壇場ともいえる異世界の姿。とても素晴らしいと、そう思いました!

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著者プロフィール

1973年東京都生まれ。2005年、『夜市』で日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。同作で直木賞候補に。14年、『金色機械』で日本推理作家協会賞を受賞。著書に『雷の季節の終わりに』『秋の牢獄』『南の子供が夜いくところ』『竜が最後に帰る場所』『金色の獣、彼方へ』『南の子供が夜いくところ 』『スタープレイヤー』『ヘヴンメイカー』などがある。

「2019年 『白昼夢の森の少女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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