台所のニホヘト

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (119ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103138730

作品紹介・あらすじ

お鍋にお米、食器棚。うちでいちばん、気持ちいい場所。あとかたづけまで楽しくなるささやかだけど大切な14章。

感想・レビュー・書評

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  • 瓶に入れ替えられた金だわし(?)。
    あれが欲しい。買ったままだと見た目がそっけないので
    瓶に入れ替えたとのことで、それがまたいい。
    (瓶好きです)
    ホームセンターにあるだろうか、ハンズになら、などと思いながら
    そういえば探すことを忘れていた。
    すごく汚れがおちそう。手にするときが楽しみだ。
    (忘れていたくせに)

    雑貨好きなので、ものが増えがちなわたしは
    シンプルな空間に憧れる。
    それぞれのものの居場所が決まっていて
    さらにまだ余裕がある、なんていうのは
    もう心の底から理想である。
    たくさんの鍋が重ねられずにしまわれ
    棚にはなにをおこうかと思案中の空間まである。
    本棚だって風が通る。
    ああ、うらやましい。

    お弁当好きなわたしは、こはるちゃん(娘さん)とのお弁当の話も
    興味深々で読んだ。(写真もいい)
    お弁当の写真というのは
    どうしてこんなに魅力的なのだろう。

    次は「お弁当のニホヘト」なんてどうでしょうか。
    妄想だけで、もうたまらない。

  • ちょっと料理したくなった。

  • 家事のニホヘトに続いて。個人的にはこちらの方が好き。ずらりと並んだお鍋やウオークイン食器棚は見るだけで楽しかったけど、なにより良かったのはお料理の数々。一見ごく普通のレシピなのに、+αのセンスやこだわりで素敵レベルがぐうんと上がるお料理たち…そうか、イロハのその先ってこう言うことか!と感嘆のため息。慣れ親しんだ家事も料理も、こうして一つ一つこだわって、もう一歩先まで踏み込んでみたら、毎日がもっと素敵にきらめくんだろうな。とりあえず、ひとりごはんからきちんと整えよう。

  • まさこさんの台所あれこれ。
    ウォークイン食器棚が圧巻。
    細部まで紹介してくれてて、見てて飽きない。

    娘さんのお弁当生活がはじまるも、まさこさんの
    好みのお弁当箱や弁当の中身は拒否されて
    ママ、普通のお弁当で良いって言われているのが
    娘さんの自我が出てくるお年頃よねって面白かった。
    なんでもママの思い通りではなくなるよね。
    きっとまた大人になってくると、お母さんの趣味の良さを
    再発見するんだろうな。

    あとはカレーのレシピや常備菜のレシピなども載っていて
    みていて飽きない。

    一人ランチの内容が、お茶漬けとか、インスタントラーメン
    の時もあるのって飾らないところが好きだなぁと思う。
    それでも単なるお茶漬けでも綺麗な器にいれて
    ちゃんとトレイにのせて、どんなものでもきちんと食べる
    姿勢って大事だなってしみじみ。

    まさこスタイルもそうだったけど、細かいとこまでじっくりと
    楽しめて、最近の内容の薄い写真集のような同じような
    テイストの本と比べると、とても内容が濃く楽しめた。

  • 伊藤まさこさんの書く文章が心地よい。紹介しているものたちは、わたしの世界よりワンランク上の上等なものたちばかりであまり参考にはならないけれど、文章が楽しくて、ついつい読んでしまう。

  • 仕事を辞め、家事に専念した年に読んだ本を再読。台所仕事って、やっぱり好きだな。

  • きちんとした生活は、心掛け次第なんでしょうね

  • スタイリストの伊藤まさこが台所のあれこれについて写真とエッセイで語った一冊。
    それにしてもすごい鍋のコレクションだな。
    食器棚のスペースに何かをつい詰め込みたくなる、という気持ちや、今まで全然使っていなかった器があった、という話も、「整理整頓のプロ」などにしたらNGな行動なんだろうけれど、それを正直に本の中で吐露しているあたりになんか親しみを感じる。

  • 台所は好きな場所。他の人の台所まわりもとっても興味があります。全部を真似しようとは思わないけど、自分の身の丈に合わせて、ちょっとこういうのいいかも!ってアイデアは少しずつ入れたいな。時折めんどうになることもある台所仕事だからこそ、楽しくなるようにしたいです。

  • 各ページを眺めているだけで、心地よくなりますが、狭いマンション暮らしにはあまり親近感持てないるかも。。。

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著者プロフィール

1970年、神奈川県横浜市生まれ。文化服装学院でデザインと服作りを学ぶ。料理や雑貨など暮らしまわりのスタイリストとして女性誌や料理本で活躍。自らプロデュースした衣食住にまつわる商品を販売するサイト「weeksdays」を「ほぼ日」と一緒に運営中。おもな著書に『あっちこっち食器棚めぐり』(新潮社)、『おべんと探訪記』(マガジンハウス)、『伊藤まさこの台所道具』『伊藤まさこの食材えらび』『伊藤まさこの器えらび』『夕方5時からお酒とごはん』『新装版 毎日ときどきおべんとう』(以上、PHPエディターズ・グループ)など多数がある。

「2023年 『する、しない。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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