関係の化学としての文学

  • 新潮社 (2009年4月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784103140511

感想・レビュー・書評

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  • b1600

  •  先日斎藤環先生の講演を聞き、すごくわかりやすく、そして興味深いお話をされていたので、著書を手にとってみました。

     む、むずかしい…。言葉を直接素材にされる「小説」は関係性のリアリティが最も大きい表現だ、ということを語られています。具体的に例に挙がっていた作品をどれも読んだことがないことも相まって、理解度は5%くらいかもしれません…。
     母娘の関係のくだりは、なんとなく頷けたかと。小説に描かれているリアルな母娘の描写は、自分の実体験と重なる部分も多くて胸が苦しくなったことがあるので。

  • 関係が関係に関係する-関係性の四象限。関係の化学の作動を支えているのは、シニフィアンの運動である。もしそうであるなら、言語を直接の素材とする小説が、もっとも化学反応を呼び起こしやすいのも当然だ。どれほど衰退が叫ばれようと、小説が読まれ続けるのは、ひとつにはこうした「関係の化学」の享楽ゆえである。他ジャンルの追随を許さない関係性のリアリティゆえに‥。
      ――2009/09/30

  • 考えまとめ中。

  • 新潮2009年7月号書評より

  • ☆未読

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著者プロフィール

斎藤 環(さいとう・たまき)
「つくばダイアローグハウス」院長、筑波大学名誉教授。博士(医学)。専門は思春期・青年期の精神病理、病跡学。
岩手県生まれ。筑波大学大学院卒業。著書に『イルカと否定神学─対話ごときでなぜ回復が起こるのか』(医学書院)、『映画のまなざし転移』(青土社)、『フレーム憑き─視ることと症候』(青土社)、『「自傷的自己愛」の精神分析』(KADOKAWA)、『その世界の猫隅に』(青土社)、『関係の化学としての文学』(新潮社)、『アーティストは境界線上で踊る』(みすず書房)、『戦闘美少女の精神分析』(ちくま文庫)など多数。

「2025年 『シネパトグラフィー 映画の精神分析』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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