- 新潮社 (2012年8月10日発売)
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感想 : 27件
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Amazon.co.jp ・本 (128ページ) / ISBN・EAN: 9784103178224
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
非日常的な体験とユーモアが詰まった物語が展開されます。タイトルに惹かれて手に取った読者は、破天荒なキャラクターたちのワイルドな振る舞いに驚きつつも、思わずクスッと笑ってしまう瞬間に出会います。特に、作...
感想・レビュー・書評
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タイトルに惹かれて手にした
かなりワイルドで破天荒で
近寄りたくはないかなあ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現代の「教養小説」。
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一気に読了。どうってことのないストーリーだがところどころでクスッとしてしまう非日常。
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2018/02/10
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作曲家のひっさん。甥っ子の主人公との投げっぱなしにみせながら、優しい気持ちが感じられる本。特に甥っ子のことを考えてるわけではないけど、ギターを70万で売ったことに怒りながらも、旅に使ったことは良しとしてる。いいおじさんやな。
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「テキトーに生きろ」という破天荒な伯父の教えを受けた俺は家庭内乞食に墜ち、人生どん詰まりに…。自由と自堕落、人の生き死にをとことん描く、天衣無縫の長篇小説。
12年上期芥川賞候補作。「すっぽん心中」と同じくどうしようもなく情けない男が主人公。それなのに物語のテンポの良さに惹かれてつい読み進めてしまう。不思議な作品。
(B) -
格言めいたことを言ってるけどわけわかんない
ひっさんや気球さんたち。
戌井さんの書く人物の魅力。
苦しい時は清く真直ぐな人から正しい言葉をかけられても
何も響いてこなくて、
彼らのようなテキトーさの方がグッときたりする。
(ト) -
初めて著者の小説を読んだが、なんかインスパイアドバイ町田康みたいな感じで、もう日本のスモールな世界だけでしか通用しないダメ男の物語なんかうんざりだな、という気がした。
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鉄割アルバトロスケットのアクトを2006年くらいに何度か観てすごくおもしろかったけどそれっきりで、気がついたら戌井さんが3度も芥川賞候補になっていたと知り特に期待もせずに読んでみた。テンポはいいしさらっと進むけどフックも多くてドキドキしながらあっというまに読了。某バンドから名付けたであろう「むらむら帝国」など声を出して爆笑する箇所が何度もあり。
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感性の干からびを恐れるあまり遊びまわる作曲家のひっさん。波乱万丈、波ありすぎの人生が矢鱈めったらおかしい。「毎日しめじ食ってたらポロンとちんぼこが落ちて、代わりにしめじが生えてくるんじゃねえのか」 野卑で下世話なかけあいも他者を思いやる愛情に満ちており、思わず泣き笑いを誘う。人間も小さくなったり大きくなったり萎んだり万物は常に変化し続ける。ミミズでさえ常に前進し時はテレポートさえする。何だか何故か積極前向きになれる不思議なテイストがある。
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よく分からない叔父がテキトーに生き、なんか成功し、よく分からない男に刺されて引退し、よく分からないまま隠居生活に。
甥がよく分からないままギターを売ってそのまま海外に旅に出て、1年後なんとなく帰ってきたら叔父が死んでいた。
そのまま遺品整理を叔父の友人たちとし、よく分からない裸の気球おじさんと会い、よく分からないまま終わった。
-なんとなく引きこまれて読み終わったけど、なぜか芥川賞候補の作品らしい。読み終わってから気づいた。
こういうのは意味不明さと性がなければいけないんだろうか。偉い人や文豪の考える事はよく分からない。
ところどころ聞き覚えのある登場人物がいるのは気のせいだろうか。 -
モラトリアム期間のダメな若者が適当に金作って旅して働く気になるまでみたいな超ありきたりな小説なんだけど、こういうのってなんで何作読んでも飽きが来ないんだろう。
堕落はバラエティ豊富。 -
作曲家などの仕事で成功したひっさんの甥っ子である私が、突然亡くなったひっさんの遺品を整理するため庭に穴を掘っている.そこからひっさんのことや私がひっさんのギターを売り払った金でインドを放浪したことなどが出てくる.ひっさんの友達で近くの洞窟に裸で住んでいる気球さんの登場が面白い.芥川賞の候補作の由だが、?という感じだ.
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穴に落ちるシーンが印象深い。遺品を燃やした温かな灰に、穴の中で包まれる情景がとても優しいものを感じさせる。亡くなったひっさんの優しさに包まれるようで。
全体的にあっさりしてる。純文にしては軽い。 -
そそられるタイトルだったので
読んでみたいナーと思っていたら図書館で遭遇
なんかぽわぽわした話だった
装丁もタイトルも「もしやちょっとコワイ話?」と思わせるけど
にくめないお話だった
いつか機会があったら
違うのも読んでみようかなと思ったので
星は3つにしておく -
「ひっさん」と呼ばれる叔父と甥の物語。全く以てあきません。やっぱ芥川賞の候補に選ばれるような文芸作品はわけわかりません。ついでに、何故これを読もうと思ったのか、俺の心理もわかりません。
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芥川賞候補の常連になりつつある戌井さん。
自分の好きな候補作常連作家さんは、結局受賞しないのだが、戌井さんはどうであろうか。
まあ面白けりゃなんだっていいか。 -
芥川賞候補になった作品。
感想としては、すっごくファンになる、という訳ではなかったけれど、文学は時代を反映しているというのを改めて感じました。
ひっさんの、テキトーに生きるっていう言葉なんかは正に。 -
駄目な大人の話だなあ。でも面白い。
特に、主人公のおじさん、表題にもなっている「ひっさん」がいいなあ。漫画みたいな半生。言っていることが格好いいんだけど、よく考えると意味がわかんない。「お前のは、テキトーが死んでる」とか。意味がわからないけれど名言だなあ。
大筋はひっさんの死後遺品を整理しながら半生を振り返り、近所の人たちと故人を偲ぶ、という筋の話だけれど、全編がなんだかあっさりしている。やろうと思えばいくらでも湿っぽく泥臭くできそうなのに、この乾き具合というか、あっさり感がじめじめしてなくて面白い。特にとぼけたかんじの会話が秀逸で、映画にしてもきっと魅力的なのだろうと思う。
著者プロフィール
戌井昭人の作品
