電子の標的 警視庁特別捜査官・藤江康央

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 117
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103182214

作品紹介・あらすじ

パスモ、Nシステム、監視カメラに偵察衛星。臨場した捜査官が発した至急報は、誘拐犯を追尾する、視えない静かな大捜査網の開幕を告げた-。警視庁元警視の著者が描く、警察小説の超新星。

感想・レビュー・書評

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  • 誘拐されて解決する話。無駄があんまり無い。ハイテクすぎて怖い。

  • 藤江さんが有能すぎて。頭の回転が早さは
    ただただ羨ましく思います。
    でも少々下半身がユルいのはちょっと・・・。
    自分の娘の上司がこのタイプだったら、かなり心配。

    こんな風に多方面からの分析で、より確かな裏付け
    したり、組織の縦割りの垣根を越えてお互いの力を
    上手く出し合った円滑な捜査は理想的ですね。

    それにしても訓練されている人(警察官)の
    動きには無駄がないんだなぁ・・・。
    警察って、すごいシステム持ってるんだなぁ・・・。
    こういう科学捜査の話は好きです。

  • #読了。新設された特別捜査室の初代室長となったキャリアの藤江。誘拐事件解決に当たり、最新機器を投入した捜査で解決を試みる。元警察官だけあり、警察内部の話は詳細で面白い。

  • 韓国の日本大使館勤務から戻ってきた藤江康央は,
    警視庁で新しく設けられる部署の責任者に任命される。
    ちょうど大企業の専務の息子が誘拐される事件が発生し,
    藤江たちは最新の捜査方法で犯人たちを追い詰める。

    事件は詳細までリアルで楽しめるが,その分意外性はない。

  • 誘拐事件をテーマにして、今の警察のハイテク技術のフル活用する
    藤江康央の活躍をえがく。
    いやー。ここまで進んでいるのか?
    と驚くばかり。ここまで、ケイサツの内情を明らかにしていいのか
    とも思える作品。
    暴力団が、影で暗躍するが、なぜ?という感じでもある。
    それにしても、藤江康央は、簡単にもてすぎ。
    仕事も有能で、もてまくるという主人公を作るのは、
    作者の願望なのだろうか。

  • 【図書館】
    読みやすい

    作品の紹介
    パスモ、Nシステム、監視カメラに偵察衛星。臨場した捜査官が発した至急報は、誘拐犯を追尾する、視えない静かな大捜査網の開幕を告げた―。警視庁元警視の著者が描く、警察小説の超新星。

  • 津市美里図書館----安濃図書館。

  • 最近の科学捜査と警察内部事情を解説しつつ進めるサスペンス小説
    小説としては、スリリングな内容をスピーディに書いてますが主人公のあまりに順調なストーリー展開に小説より解説書に思えてしまします。
    TVドラマとして脚本家に掛かると結構面白いドラマになるかもしれません。
    ハイテク捜査も首都圏に限っての捜査方法のような気がしますし
    裏をかく方法を考えたりしてしまいます。

  • 波乱なくするっと終わった感あり。

  • 「すごく面白い!! 今までの中で最高!!」と、紹介されて読む。が、
    うぅ~ん・・・
    藤江さんがあまりにも完璧で非の打ちどころが無さ過ぎ。
    ハイテク機器を使いこなす精鋭特殊部隊には 失敗は許されないから
    こんなもんなんだろうなぁ・・・・
    これはこれで面白いけれど 完璧な人よりも泥臭さのある 
    人間味のある主人公が好き。

  • 現場のやり取りの描写やスイカの使用履歴を追って犯人を追跡する様子、警察の人事など、内部にいた人ならではの書き込みはなかなか。が、小説としては腰砕けで全く面白くない。捜査シーンだけでよかったのでは

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著者プロフィール

1957年、福岡県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業後、警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課、警察庁警備局警備企画課、内閣官房内閣情報調査室、再び公安部公安総務課を経て、生活安全部少年事件課に勤務。警視総監賞、警察庁警備局長賞など受賞多数。2004年、警視庁警視で辞職。衆議院議員政策担当秘書を経て、2007年『警視庁情報官』で作家デビュー。主な著書に「警視庁情報官」「ヒトイチ 警視庁人事一課監察係」「院内刑事」シリーズ(以上、講談社文庫)、「警視庁公安部・青山望」「警視庁公安部・片野坂彰」シリーズ(文春文庫)など。現在は危機管理コンサルティングに従事するかたわら、TVや紙誌などでコメンテーターとしても活躍中。

「2022年 『プライド 警官の宿命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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