塩狩峠

  • 新潮社 (1968年1月1日発売)
4.14
  • (78)
  • (52)
  • (40)
  • (7)
  • (0)
本棚登録 : 610
感想 : 63
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (350ページ) / ISBN・EAN: 9784103207016

みんなの感想まとめ

深い感動を与えるこの作品は、何度読み返しても新たな発見があり、心に響く言葉が散りばめられています。特に、信仰や人とのつながりについての考察が印象的で、登場人物の言葉が心に残ります。読者は、信仰や生き方...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 4回目かな読むの。何度読んでも初めて読んだ時のような新鮮さや感動がある。読む度毎にこの小説が好きになる。何度でも読み返したくなる一冊。


    ふじ子は、ふだん信夫が語っていた言葉を思った。「薪は一本より二本のほうがよく燃えるでしょ。僕たちも信仰の火を燃やすために一緒になるんですよ。」

    ここの言葉が心に留まった。

  • 宗教はうといですが、本当にこんな人がいたなんて。考え方や心のあり方を改めたい。

  • あとがきを読んで実話を元にしたと知り驚いた。キリスト教信者になってから、変わっていくところは少し急すぎる気はするが、全体としては読み応えのある良い作品だと思った。

  • まだ10代の頃に 読んだので
    また、読んでみょぅかな。

    どんな風に 今の私の心は
    感じるかな。

  • 20歳の時に人生を変えた一冊

  • キリスト教を知りたい方におすすめです。ネタバレしたくないし、話が深すぎて軽々しいことが言えない本ですが、すごく心にくる本でした。

  • 自分が守るもの

    命を賭してまで守るべきもの、守り通すものはあなたにありますか
    と、問いかけている

    日本においては戦争を体験していない世代が大半を占め
    そのような状況に直面することがほとんどなくなった

    かといって本書は戦争を題材にしたストーリーではない
    しかしながら命を賭けるとはどういうことか
    人の命、自分の命、人生、死、についてあなたは
    どう考えているのか、どうするのがあなたにとってふさわしいのか
    それらを問いかけられているような
    そんな身につまされるような厳しい、
    苦しい問題を突きつけられる
    心の中に重く、重く押し込まれ
    日々の暮らしの中で、時に沸き起こり
    また繰り返し問いかけられる

  • 私が初めて本を読んで感動したのがこのお話でした。
    何回か読み返してるけど、これからも読み返していくのだろうなと思います。

  • 明治時代の話。
    ハードカバー故、どんな内容の文庫本か分からず選んだけど、最後まで読み終わるとキリスト教を広げた明治の方の話だった・・・
    しかも実話に基づき、少々内容を変えたモノであり、深く悲しくまっすぐで、信仰深く少し驚いた。
    こんな人が古き時代に存在したことに本当に驚き、彼の生涯を尊敬した。

  • これを勧めてくれた奨学生の集いで出会った子は、きっとキリスト教徒だったのだと思う。実話をベースにしており、キリスト教に対する考え方が変わった。
    キリスト教を始め、宗教を心のよりどころにする人が多い理由が分かった気がした。アニメや漫画の名言が好きな私は、聖書の言葉も刺さるものが多いだろうと思ったし、聖書に影響を受けている作品というのは多いのだと思った。
    キリスト教について知りたいと思えた。

  • 知人に薦められた読み始めたが、ここ数年読んだ中で1番良かった。主人公の心持ち・生き方に感銘に受けた。読みやすいので、私も周囲の人に薦めようと思う。ぜひ塩狩峠を訪れたいと思った。

  • 私と同じ年でこんなことできるひといるなんて

  • クリスチャンの雑誌に連載されていた小説。そういう感じ、だな。うーむ

  • 記録

    まさかの結末で驚いた。

    偏見、嫉妬、おごがましさ、憐れみ、傲慢…
    負の感情へのうしろめたさや葛藤、繊細な気持ちの移り変わりが丁寧に描写されている。
    生きること、生きていくことを考えるきっかけになるお話だった。
    自分が生まれてきた意味が何なのか、やるべきことは何なのかを、根拠のない自信や可能性を感じながら生きているが、見出せずもがくが印象的だった。

    聖書が読んでみたくなった。

  • 紀伊國屋の電子書籍で無料だったので、時間つぶしに気軽な気持ちで読み始めたら、久しぶりにぐーっと世界に引きずり込まれる感覚に。キリスト教については単純に良いと思えないけど、迫力のある内容に、一気に読み終えた。これが実話に基づくというのに驚く。

  • 真っ直ぐな永野信夫の生き方に感動。
    事実をベースにした話であることに更に感動。

  • 漠然と知っていたがちゃんと読んだのは初めて。なるほど感動的なストーリー。かつ未だヤソ教と言われていた時代の話だからこその背景も判りました。キリスト教に傾注する辺りが判り難いけど私みたいな凡人にも読み易く構成されているのは助かります。

  • すごいの一言。
    自分を犠牲にして人を助けられる人。

  • 高校生のころに、学校司書さんにおすすめされて読んだ。
    緘黙を抜けきってなかったから「返却おねがいします」くらいしか話したことなかったけど、なぜかおすすめしてくれた。
    そんで三浦綾子を3冊くらい読んだ覚えがある。氷点だったかな?

    キリスト教的っつうかアンデルセンとか宮沢賢治みたいな自己犠牲を私は好きじゃなくて、全然しっくりこなかったのは覚えてる。
    こうやって助けられたほうは気まずい感じになっちゃうよねみたいな。
    自己犠牲と自己満足の境界はとても近いから私には区別がつかない。

    内容云々よりも、これをおすすめされる自分が大嫌いだった。

  • 宗教にはアレルギーというか、関わりたくないと思っているが、序盤は信夫がキリスト教に反発をしているので入りやすかった。
    清らかな精神の信夫やふじ子ら登場人物に、
    澄んだ空気の北海道の情景はよく似合う。
    結末はただただやるせない。
    ふじ子や周りの人が信夫の損失にキリスト教という信仰が支えになるのなら、宗教も悪くない。

全57件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

1922年4月、北海道旭川市生まれ。1959年、三浦光世と結婚。1964年、朝日新聞の1000万円懸賞小説に『氷点』で入選し作家活動に入る。その後も『塩狩峠』『道ありき』『泥流地帯』『母』『銃口』など数多くの小説、エッセイ等を発表した。1998年、旭川市に三浦綾子記念文学館が開館。1999年10月、逝去。

「2023年 『横書き・総ルビ 氷点(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三浦綾子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×