白い巨塔

  • 新潮社 (1978年9月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784103228011

感想・レビュー・書評

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  • ドラマも全く見たことなく、初めての白い巨塔でした。
    最初の頃は登場人物が多すぎ&関係が複雑で混乱したけどみんなキャラが立っていて、この人誰?って人がほぼいません。

    はじめは東教授めっちゃ嫌なやつじゃん財前頑張れ!と思っていたのですが、読み進めるごとに財前の言動が鼻につき、だんだんアンチ財前に…
    特に教授になってからの傲慢な態度がめちゃくちゃ嫌なやつで、この大学の良心は里見君と大河内教授だけじゃん…という気持ちに。

    里見君に救いは無いのか……
    そして、こんな金と権力に溺れたタヌキ親父集団の中で、大河内教授はどうやって教授になったんだ…

    この物語がフィクションなのか、本当に当時はこんな雰囲気だったのかわかりませんが、こんな世の中に生きていなくてよかったと思います。
    1番衝撃的だったのは、又一の「女の患者の溝さらいの真似事」発言。今だったら大炎上不可避でしょこれ。

  • 文庫版(一)1~7章
    (二)8~14章
    (三)15~章
    (一)~(三)がハードカバーのこの本に収められている。

    話は教授選から、財前の医療過誤訴訟へと展開していく。50年前のことで、そうした訴訟は極めて判例が少なく、作者の勉強というか取材というか研究というか、つくづく敬服させられる。15章以降は文庫版で読むが、もし財前が裁判で負けたら、左遷だろうし、どう続いていくのか、そんなところも気になる。

  • まさに社会派小説!であると同時に、山崎豊子さんの、膨大な取材・調査をひとつの小説にまとめあげる力、というか才能に思いっきり下を巻かせられます。個人的にはやはり完全学究肌の里見助教授の生き方に共感を覚え、第一部(5巻セットの文庫本では第3巻の終わり)を本当に悲しく読んだものです。「名作は色褪せない」の言葉通り、40年前の小説とは思えない瑞々しさです。

  • 人が殺せそうな厚さでした(笑)<br>
    財前君……臨場感があって、ページが上手くめくれなかった(焦りすぎ

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著者プロフィール

山崎 豊子(やまさき とよこ)
1924年1月2日 - 2013年9月29日
大阪府生まれの小説家。本名、杉本豊子(すぎもと とよこ)。 旧制女専を卒業後、毎日新聞社入社、学芸部で井上靖の薫陶を受けた。入社後に小説も書き、『暖簾』を刊行し作家デビュー。映画・ドラマ化され、大人気に。そして『花のれん』で第39回直木賞受賞し、新聞社を退職し専業作家となる。代表作に『白い巨塔』『華麗なる一族』『沈まぬ太陽』など。多くの作品が映画化・ドラマ化されており、2019年5月にも『白い巨塔』が岡田准一主演で連続TVドラマ化が決まった。

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