二つの祖国 (上)

  • 新潮社 (1983年7月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784103228103

感想・レビュー・書評

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  • 5年前に亡くなった山崎豊子さんの本、太平洋戦争による悲劇を被ったアメリカで暮らしている日本人や日系人たちの話。主人公は日系アメリカ人の天羽賢治だが実はパールハーバーを機に一夜にして否応なしに憎くきジャップの立場に暗転した全ての日本人や日系人だろう。まさにルーツは日本でありながらアメリカで暮らしたり生まれたり日本語を知らない世代だったりの人間模様が展開して行く。この上巻ではパールハーバーから終戦直前までが語られる。
    いやあ面白い です♪35年前の作品、こうした重みある本はいつまでも色褪せないですね。続きも楽しみ。

  • もっと早い時期に読みたかった本 内容が重く、時間が倍以上かかる あとがきに、「二つの祖国」のような大きな素材を探し当てることは、私の作家生活の中でもそうないことだと思うとあった

  • 日本がパールハーバーヘ襲撃を行ってから、アメリカに移民として渡り生活していた日本人達は、何の罪もないのに収容所に入れられ、ひどい生活を強いられた。
    戦時中の凄まじい人々の生きざま。移民としての苦しみ。
    なんとなく読み始めたが、深く考えさせられた。

  • 田中周子さん(情報メディアセンター)推薦

    学校の授業では教わらないであろう、日本の歴史の一つです。

  • ほかの本にも増して、自分にとっては大切な本になりそう。タイトルのとおり、二つのアイデンティティと国益にもてあそばれる人びと。その中で真理のためにまっすぐ進む人の姿が、切なくまぶしい。

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著者プロフィール

山崎 豊子(やまさき とよこ)
1924年1月2日 - 2013年9月29日
大阪府生まれの小説家。本名、杉本豊子(すぎもと とよこ)。 旧制女専を卒業後、毎日新聞社入社、学芸部で井上靖の薫陶を受けた。入社後に小説も書き、『暖簾』を刊行し作家デビュー。映画・ドラマ化され、大人気に。そして『花のれん』で第39回直木賞受賞し、新聞社を退職し専業作家となる。代表作に『白い巨塔』『華麗なる一族』『沈まぬ太陽』など。多くの作品が映画化・ドラマ化されており、2019年5月にも『白い巨塔』が岡田准一主演で連続TVドラマ化が決まった。

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