二つの祖国 (下)

  • 新潮社 (1983年9月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784103228127

感想・レビュー・書評

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  • やはり悲劇的な終わり方だった。邦人紙記者から日本語教官さらに無駄死にしないように投降を呼びかける語学兵、戦後は東京裁判のモニターと懸命に努めた挙げ句の結末が辛いね。合衆国民たらんとして歩み続けた天羽賢治(Ken)だったが最後まで日米のハザマで悩み もがき続けた。
    この下巻では東京裁判の進捗が柱だが、戦勝側の論理が勝る様子や戦犯個々の有り様などリアルに描かれているので興味深かった。
    また戦時下の軍隊が常識 良識 品格など全く無い体制であり、所謂 日本軍による残虐行為なども伏せないで爼上に乗せてある。
    作者の熱が伝わる 読む甲斐のある 読むべき一冊でした。

  • 現在の国際法では、どのように解釈しても、戦争を犯罪とすることは出来ない、戦争遂行の"方法"だけが、法的規律のもとに置かれている、もちろん、私は平和を愛好する者ですが、戦争を犯罪として裁く法律が国際法に出来ない限り、東京裁判に被告を戦争犯罪者とすることは出来ない 東京裁判は、法服をまとった復讐の裁判だといわれた 主要参考文献一覧 150冊余、膨大な資料を読み込んで小説に書き込んだ

  • 東京裁判の話。
    最後が衝撃的だった。

  • 田中周子さん(情報メディアセンター)推薦

    学校の授業では教わらないであろう、日本の歴史の一つです。

  • 時間をおいて、最後の2章を読み終えた。

    今まで読んだ本で、これほど自分に重くのしかかってきた本はない。Dual identityがはっきり出てくる。

    この本はこれからも大切にしていく。

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著者プロフィール

山崎 豊子(やまさき とよこ)
1924年1月2日 - 2013年9月29日
大阪府生まれの小説家。本名、杉本豊子(すぎもと とよこ)。 旧制女専を卒業後、毎日新聞社入社、学芸部で井上靖の薫陶を受けた。入社後に小説も書き、『暖簾』を刊行し作家デビュー。映画・ドラマ化され、大人気に。そして『花のれん』で第39回直木賞受賞し、新聞社を退職し専業作家となる。代表作に『白い巨塔』『華麗なる一族』『沈まぬ太陽』など。多くの作品が映画化・ドラマ化されており、2019年5月にも『白い巨塔』が岡田准一主演で連続TVドラマ化が決まった。

山崎豊子の作品

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