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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784103228219
感想・レビュー・書評
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「小説家 山崎豊子」の誕生は、記者として就職した毎日新聞大阪本社での井上副部長こと井上靖さんとの出会いがきっかけだったんですね。
「君も小説を書いてみては。人間は自分の生いたちと家のことを書けば、誰だって一生に一度は書けるものだよ。」
大阪の船場で育ったこぼんちゃんは、井上副部長の励ましを『暖簾』『花のれん』で現実にしてしまったんですね。
直木賞受賞おめでとう
橋は焼かれた
井上 靖詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山崎豊子さんの白い巨塔への思いを知りたくて読んだ本。
白い巨塔の書き始めから、医学界や患者からの
反響が凄まじかったとのこと、
3巻で完結だったけど、このままでは終わらせてはいけないという読者の声で続編にあたる4巻5巻を書いたということだったそうです。
山崎さんの小説に対する考えが
うまくて、面白くて、読後に感銘をあたえるものでなくてはならない。
素晴らしいと思います。 -
大阪船場の代々続く昆布店のこいさん。
少女時代から本を読むのが好きだった山崎さんは
小説家になるなど思ってもいなかったらしい。
どの本も時間をかけて取材をしたことがよくわかる、昔盗作と問題になったこともあったがその事も資料を調べすぎた結果だとわかる。
ただ今回の本は大阪、船場に興味がある人は為になるだろう。 -
山崎豊子自作を語るその2、である。今回は大阪づくしということで、デビュー作の「暖簾」から「花のれん」「ぼんち」など大阪を舞台にして、語り口も大阪弁、題名にもこだわったという。特に「ぼんち」という言葉は関東にはなく、理解できないから変更して欲しいと編集者に抗議された。などというエピソードはおもしろい。これほどのこだわりの訳はというと、なんと山崎さん自身、船場の大店のお嬢さんだったのである。生まれてから、何不自由なく過ごしてきたのに、女学生時代に巻き込まれた戦争で、人生は大きく変わりやがて作品の方向性も自ずと変化していったのだろう。
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山崎豊子の作品
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