生麦事件

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 67
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (423ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103242260

感想・レビュー・書評

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  • 生麦事件から薩英戦争、倒幕へと時代の潮流を、臨場感たっぷりに感じることが出き面白かった。

  • 生麦事件とは、幕末に大名行列を妨害したことで、薩摩藩がイギリス人を切り捨てた事件。

    教科書にも載らないような小さな事件だが、これこそが明治維新につながるターニングポイントだったと著者は語る。

  • この本に出会えてよかった!!
    これぞ求めていた本です。

    明治維新と開国を薩摩藩とイギリスとの出合いをきっかけとしてとらえた作者にリスペクト!!
    そう!そうだったんだ。とすべてが納得できます。

著者プロフィール

一九二七(昭和二)年、東京・日暮里生まれ。学習院大学中退。五八年、短篇集『青い骨』を自費出版。六六年、『星への旅』で太宰治賞を受賞、本格的な作家活動に入る。七三年『戦艦武蔵』『関東大震災』で菊池寛賞、七九年『ふぉん・しいほるとの娘』で吉川英治文学賞、八四年『破獄』で読売文学賞を受賞。二〇〇六(平成一八)年没。そのほかの作品に『高熱隧道』『桜田門外ノ変』『黒船』『私の文学漂流』などがある。

「2021年 『花火 吉村昭後期短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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