老いかたレッスン

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 26
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103248187

作品紹介・あらすじ

年齢をとることは止められない。躰の衰えは自然の摂理。でも、だからこそ、できることがある。それが「老活術」だ。邪念で若返ろう。自伝を書く秘訣。新しい名刺の使い方。老いても女性とつきあおう。定年後、老後こそ、外へ出よう。

感想・レビュー・書評

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  • 気楽に読める渡辺淳一のエッセイ。「孤舟」で取材したと思われることが、主に書かれている。サラサラと書いても人には読ませる文章になるのはさすが。作者はやはり日本を代表する大作家の一人だった。

  • そんなに老いているわけでもなく、レッスンなど必要ないと思っている年齢なのだが、仕事で、読む必要があり年明け早々老後について考える。いくつになっても元気な著者だから書けるのではとも思うが、作家であると同時に医者であり、目のつけどころはいい。ガールフレンドをつくれと言っているところもこの著者らしいかな。

  • 渡辺淳一さんっていくつなんだろう?と思ってたらこの本で判明。
    現在70代なんだそうです。
    言っちゃ悪いけど、70代と言えばもう老人世代。
    そんな作者が同年代の男性に向けて、老いかたを提案したエッセイです。

    第一部の「定年後はどこへ」という話では、「確かに。確かに」と思う話が多かった。
    特に共感したのは、
    『作家は自分の年齢より上の、いわゆる自分が体験していない年代の人々を小説に書くことはできない』
    『いまだ体験していない年代を書いたり、演じることは難しく、その年齢にならなければわからないことは無数にあるし、さらに演じる自信ももてないだろう。』
    という話。
    もちろん、実際はそういう小説もあるし、若い人が老人を演じてもいるけど、それは本当の意味では書けてないし、演じられてない、という意味だろうというのを前提で・・・その後の能役者の話には頷けるものでした。

    第二部の「F君の退職」は多分、知人の話か何かを参考にしたフィクションだろうと思われます。
    これは以前読んだ「孤舟」そのものの話でした。
    F君というサラリーマン男性が退職後、どのような生活を送る事になったのか-。
    ざっと内容を説明すると、定年後の男性の悲哀を感じる話なんですが・・・。
    悲哀というか・・・私からすると正直「何だかな~」という感じでした。

    そしてそれを踏まえて、第三部では「新鮮な老後を」として、定年退職後、奥さんに邪魔者扱いされている男性たちにどうすればいいのか、なんて指南をしています。

  • 嫁からしっかり読むように薦められました
    男は定年後に何もしてないとボケたり病気になるらしい
    対策としては恋をする、趣味(囲碁・将棋など)を持つこと

  • 定年後の夫婦のあり方を考えさせられる本 薬はお金を出して、毒を買っているのだ 健康になるためのスタートは恋をすることである 寿命を考える 病院経営を助けるために薬を服むのはやめたいね 

  • 音訳として読んだ本。
    あまり共感はできないが、「薬は毒」というところだけ納得。

  • 老人になるのにも練習が必要なのか?
    まあ、いずれはそんな状況を迎えるはずだからと読み始めました。
    サラリーマンの定年後の生活ってこんな感じなんだ。って衝撃を与えられます。時間を持て余し、家では邪魔者。遊ぶお金もない。プライドが邪魔して「暇だっ〜」っすら言えない。

    じゃあ、どうすればいいんだ? って事の解答はさすがの渡辺淳一さん。ズバリ「恋しなさい」

    素晴らしいお言葉!

    定年後を待たなくても、今から恋しちゃおうっと。

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