深夜特急 (第1便)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 81
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103275053

感想・レビュー・書評

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  • どこかに行きたくなる。
    行動力をもって、いろいろなことを行いたい、自立したいと思わされた作品でした。

  • デリーからロンドンまでバスで行き、
    ワレ到着ナリと友人に電報を打つ。

    っていう所から始まって、第一章は香港マカオあたり。
    香港の熱気が伝わってきた。その後もずっと香港を引きづってたりしたので、初めて香港に行ってみたくなった。

  • 旅に出たい

  • 前に人に薦められて読んだ本。
    結果、はまって一気に全巻読んでしまった。
    こういう旅ってちょっと憧れるけど、でも逆に自分を見失ってしまいそうで怖くもある。

  • 第三便(全三巻)まで読みました。
    第一便が一番おもしろい。異国の雰囲気を楽しみたい方、プチ旅行ができますよ。

  • 沢木耕太郎さんの著書を読むのは「深夜特急」が初めてです。
    三部作になっています。
    沢木耕太郎さんは26歳から27歳にかけてユーラシア大陸をひとり旅しています。
    このときの記録が「深夜特急」です。
    「バックパッカーのバイブル」とされている本です。

    第一部は、香港、マカオ、マレー半島、シンガポールが舞台となります。
    第二部は、インド、カトマンズ、シルクロードが舞台となります。
    第三部は、トルコ、ギリシア、南ヨーロッパが舞台となります。

    異国の雰囲気を楽しむことが出来ました。
    インドの宿で何日もぐずぐずと過ごしているところから始まります。
    「また朝になってしまったのか」という気怠い感じが良く伝わってきます。

    香港のいかがわしそうなホテルに泊まりますが、そのときに「素顔の香港を見ることが出来るのではないか」「私の胸をときめかせる何かがある」と沢木さんは感じています。

  • 地球の規模は歩いて、測る!

  • あえて「人生を変えた一冊」を挙げるとしたらきっと『深夜特急』だろうというほどに、僕にとっては青春の一冊であり、世界に目を向ける原動力であった本です。高校3年のある日、図書室で、まるで呼ばれたかのように偶然手に取りました。図書室で毎日受験勉強をしながら、合間合間に裏のソファーで読みふけっていたなあ。

    今でも読み返すたびに、未知の国々を旅する自分をひたすら想像していたあの頃の自分が、懐かしく思い出されます。

  • この本を読んで、どれだけ世界放浪の旅を夢想したことか。大学生時代、沢木耕太郎がとり憑かれた香港を体験したくて、香港を基点に中国大陸への初めての海外旅行をした。沢木のノンフィクションは、どれも文学的な魅力ある文体でつづられるが、自らの青春期の体験を描いた「深夜特急」には、一番の輝きと親密さを感じさせられる。

  • 淡々と続いていく旅の話。
    仕事後に時間を見つけて読破しました。
    ヒッピーブームを起こした本なだけに、旅がしたいと読みながら心底思った。

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著者プロフィール

1947年東京生まれ。横浜国立大学卒業。73年『若き実力者たち』で、ルポライターとしてデビュー。79年『テロルの決算』で「大宅壮一ノンフィクション賞」、82年『一瞬の夏』で「新田次郎文学賞」、85年『バーボン・ストリート』で「講談社エッセイ賞」を受賞する。86年から刊行する『深夜特急』3部作では、93年に「JTB紀行文学賞」を受賞する。2000年、初の書き下ろし長編小説『血の味』を刊行し、06年『凍』で「講談社ノンフィクション賞」、14年『キャパの十字架』で「司馬遼太郎賞」、23年『天路の旅人』で「読売文学賞」を受賞する。

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